キム・ハヌル、ユン・サンヒョン、イ・ドヒョン出演作品
離婚調停直前 37歳の男性が18歳の姿に若返り・・・父親が息子と娘の (ウザい) 同級生に!?好感度抜群の心に響くファンタジーラブコメディ
出典 JTBC公式ポスター
演出 ハ・ビョンフン 「ゴーバック夫婦」
脚本 キム・ドヨン、アン・ウンビン、チェ・イリュン
原作 映画「17アゲイン」 ザック・エフロン主演、アメリカ
18アゲイン (全16話)
★★★★★★★ 星7満点
韓国放送 2020年9月〜11月 JTBC
韓国語表記 18어게인
英語表記 Eighteen Again
視聴方法 U-NEXT
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ネタバレなし
あらすじ
セリム高校バスケットボール部で期待の選手ホン・デヨン(イ・ドヒョン)はイケメンでモテモテ。ある日試合前に彼女のチョン・ダジョン(ハン・ソウン)から妊娠を告げられる。
夢をあきらめた2人は双子の父母となりそれから18年後。妻ダジョン(キム・ハヌル)は夫デヨン(ユン・サンヒョン)に離婚を言いわたす。
勢いで結婚し人生を棒に振ったと後悔する冴えない中年のデヨン。
離婚理由も分からないまま、突然ハンサムな18歳の容姿に変身する。若返ったデヨンは子どもたちの同級生になり。コ・ウヨン(イ・ドヒョン)として高校生活をやり直すことに。
彼は再びバスケをして楽しい時間を過ごすのだが、アナウンサーに挑戦する魅力的な37歳バツイチのダジョンに男性たちが寄ってくるのを見て…。
(2021.そら豆)
感想 響くラブコメ
面白かったー!近年視聴した中でも心に響くラブコメで、笑えてじんわり感動できる最高にいい作品でした。シュールな笑いが全話に散りばめられ、詩的なセリフに感動的な音楽。キャストのビジュアル演技力、何もかもが素晴らしいー♪
高校バスケのスター選手が妊娠した彼女と結婚し、18年後に人生の選択を後悔する。そんなうだつの上がらない中年親父が若返るって話なんです。イケメン高校生(中身はおっさん)が、自分の家族に(めっちゃ)近づいて父性愛で守り包み込む。包み込まれた女子高生喜ぶ。おばさんたち喜ぶ。
«٩(*´∀`*)۶»そら豆も喜ぶ。←(スキをみて入ろうとするよね)
この手の若返り作品は、過去へ行くパターンが多いのですが。
現代で1人だけ高校生の姿になるおっさんが主役なんですよねー。
『若い頃はカッコヨカッタノニ・・・』の彼も若返れば本当にイケメンなんだ…と気づかされる作品。(誰を思い浮かべるかはあなた次第)
人生を後悔しつづけることに何か意味があるのかを考え。自分が選んでたどり着いた道を今、正解にできるのも自分なんだ…といいう説得力がありました。
個人的に好きなキャストばかりでストレスなく。デヨン役のユン・サンヒョンから若返るイ・ドヒョンのシンクロ率も高くてあまり違和感がないのが良かった。←顔は違うけど2人の演技力でそう見せている
特にイ・ドヒョンの役は難しく。高校生、中身がおじさんの高校生、さまざまな友達関係、父親、夫、婿などですが、相手と呼吸を合わせた彼の自然な演技には驚かされます。バスケットの技術がプロ並みで(バスケのプロを目指していた俳優)カッコよくて、そら豆今回で完全にイ・ドヒョンに惚れました。←(「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」から2度目のドヒョン落ちです)
高校生役もみんな次世代俳優の美男美女。そこに中身父親のちょっとウザい同級生(イ・ドヒョン)が入りますが・・・自分の娘の意外な姿に首を振り息子の不甲斐なさに気づき。いつの間にか高校生活に溶け込んでいる。子どもたちに説教で自分の考え方をおしつけていたデヨンの目線が降りてだんだん言葉が変わっていくのも見どころ。
ウヨン(イ・ドヒョン)から見たら双子は可愛い最愛の息子と娘ですが。その2人から見ればウヨン(本当は父のデヨン)はただの同級生・・・という関係が笑えました。
妻のダジョン(キム・ハヌル)にも人生があり、18年間抱えてきた夢を叶える機会が訪れる彼女のストーリーも興味深く。
出産し育児を終えた頃。なにもできなかったと後悔していないで動けばまだ夢を叶えられる年齢なんですね。子育て親世代が観れば、希望が湧いてくるドラマだと思います。
※ところで、そら豆ブログは韓国の視聴率を参考にしません。私が観て面白ければ高評価です。
心地よいOST
ナニコレ?ってくらい素敵サウンドばっかり。優しいメロディに包まれるような感覚になりました。
主題歌の「Hallo」が響くとストーリーが輝く。
1話目の映像のみでネタバレなし↓
若デヨン役のイ・ドヒョンが素敵ねー。
原作の洋画
韓ドラそら豆が洋画を観たよ。
韓国映画さえ苦手の私が洋画を観るって滅多にないこと!
韓国ドラマ「18アゲイン」 が面白く。原作に興味が出て検索中。うっかり予告編を見たら本編が観たくて仕方なくなり・・・視聴はAmazonプライムビデオ。(有るんだよコレが)
原作の「17[セブンティーン]アゲイン」とは?
2009年にアメリカで公開されたコメディ映画
「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン主演
- あらすじ
バスケ部のスター選手が恋人の妊娠で夢を断念。20年後人生を後悔する中年男が17歳の姿に変身!?高校生をやり直すことに・・・。
- 感想
主役の親友がオタク設定なのが韓国リメイクと同じで笑えました(リムジンが原作ネタだったとは!)。美人先生は校長で、娘の彼氏が筋肉バカとかは韓国のストーリーと微妙に違いました。妻がアナウンサーではなく残念でしたが、洋画も面白かったです。チアガールのダンスとか新鮮。
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輝くキャスト
役者の年齢はドラマ公開当時
デヨンの家族
ホン・デヨン↓
37歳役
洗濯機修理工員
ユン・サンヒョン 年齢47歳、身長182㎝
昔は韓国のキム・タクと呼ばれたイケメンだったのに…今作では美青年から中年に変化したガッカリおっさん役がマッチしすぎでした。演技でそう見せるのがさすがです。 出演作品 「お嬢様をお願い」「君の声が聞こえる」,「ショッピング王ルイ」,「私の恋したテリウス」
18歳役 (偽名コ・ウヨン)
セリム高校バスケットボール部のホープ
イ・ドヒョン 年齢26歳、身長182㎝
輝く演技の実力派。外見は美青年で中身は中年親父という難しい役を面白く自然に演じていて最高!プロのバスケ選手を目指していた経験者、バスケ姿がカッコよく。その驚く実力を披露していました。彼が演じてくれて本当に良かった。 出演作品 「30だけど17です」,「とにかくアツく掃除しろ!」,「ホテルデルーナ」,「Sweet Home」
※身長が同じ182㎝↓で違和感なしの2人
出典 JTBC公式 人物紹介
チョン・ダジョン↗
37歳役 18年間アナウンサー志望
キム・ハヌル 年齢42歳、身長168㎝
演技が上手くて、彼女が出てくると画面に引きつけられました。今も上品スレンダー美人。足がまっすぐで細いー。 出演作品 「紳士の品格」「空港へ行く道」「風が吹く」
18歳役 セリム高校放送部のアイドル
ハン・ソウン 年齢27歳、身長・・・㎝
すごく綺麗で、マドンナ少女役に最適。出演作品 「ミスター時間制」「波よ波よ」「恋するシャイニングスター」
ホン・シア↙
夫婦の娘で双子の姉、セリム高校生
ノ・ジョンウィ 年齢19歳、身長163㎝
子役出身の若手ベテラン女優です。すごく可愛くなっていました。次世代ヒロイン候補ですねー♪
出演作品 「エンジェルアイズ」, 「ピノキオ」,「魔女の法廷」,「医心伝心」,「オクニョ」,「キル・イット」
ホン・シウ↙
夫婦の息子で双子の弟、セリム高校生
リョウン 年齢22歳、身長181㎝
最初は出番は少ないけど後半可愛い男子だなーと見とれました。
出演作品 「ドクタープリズナー」「リセット」「オー!サムグァンビラ」
セリム高校生
ク・ジャソン↓(ファン・イニョプ 年齢29歳、身長185㎝)
・・・セリム高校生、バスケ部のキャプテン
出演作品 「朝鮮ロコ-ノクドゥ伝」,「女神降臨」 期待の大型新人!イ・ジュンギに似てない?
ソ・ジホ↘(ボミン/Golden Child 年齢20歳、180㎝)
・・・セリム高校生、シアの幼なじみ、イケメン! このドラマ唯一のK-POPアイドル
画像左から ホンシウとホンシア(双子)、クジャソン、ソジホ
出典 JTBC公式 人物紹介
画像左から コトクジン、オクヘインとチェイルグォン(先生)、イェジフン(野球)
その他の重要キャスト
コ・トクジン↖(キム・ガンヒョン)
ゲーム会社社長(成功したオタク)、デヨンの友人でウヨンの父親(のフリをする) 好きな脇役俳優です♪面白かった。
オク・ヘイン↑・・・(キム・ユリ)
セリム高校の美人教師 今回はコミカルな演技が見られました。
出演作品 「キルミーヒールミー」,「結婚契約」,「アイテム~運命に導かれし2人」
チェ・イルグォン↑(イ・ギウ)
セリム高校の体育教師、夫婦の同級生
出演作品 「品位のある彼女」,「ただ愛する仲」,「偽りのフィアンセ」
イェ・ジフン↗(ウィ・ハジュン)
プロ野球投手、デヨンがファン 重要で良い役
出演作品 「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」,「ロマンスは別冊付録」 ←出演数は少ないけどいつも結構重要な役
チュ・エリン(イ・ミド)
離婚専門の弁護士、ダジョンの親友で面白い。子役も自分で演じていました。いとうあさこ にソックリだから画像省略。
キャストあれこれ話
大好きなアン・ネサンとキム・ミギョンが出演していました←(この2人はみんなもきっと好き)。ネタバレになるから書きませんが、ダジョンの仕事関係のオフィス話もあり。
1人1人が主役のように光っていて。誰が出てきてもグイグイ引きつけられ。サイドストーリーまで目が離せませんでした。
最後に
【あなたを笑顔にするものに、決して悔いを残さないよう】
ドラマに出てきた言葉。キャストやストーリーだけでなく、セリフも響く輝く。
若返ったら・・・と、人生を後悔していたデヨンが結局家族のまわりをウロついて世話を焼くのがほほえましく。悔いだらけのデヨンの幸せは身近にあったということですね。
人生の選択は後悔するより正解にする。というメッセージを感じました。
★6か★7満点か迷っていましたが。視聴後のロスも心地よく、思い出しても欠点が見当たりません。
結局、★7満点としました。←(後から変更)
「離婚も新たな門出」、それも選択の一つですが、世の夫婦に「本当に家族のことを分かっているのか」を問いかける主旨があり。自分目線だけでなく、他人目線で考える機会を与えてくれるドラマでした。
韓国ドラマ「ゴーバック夫婦」と同じハ・ビョンフン演出家の作品だけあり。間合いのタイミングなどが笑えて面白く。穏やかで圧倒されるほどの優しさが込められていて、観てよかった作品。
これはそら豆のおすすめドラマです。
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