そら豆 不動の最高 No.1 韓国ドラマ(もう殿堂入りでいい)
豪華俳優陣が成均館を舞台に織りなす愛・友情・成長ストーリー
男装女子のラブコメ時代劇
出典 KBS公式サイト
演出 キム・ウォンソク 「ミセン-未生-」「シグナル」
脚本 キム・テヒ 「ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~」
原作 チョン・ウングォル「成均館儒生たちの日々」「太陽を抱く月」
トキメキ☆成均館スキャンダル(全20話)
★★★★★★★ 星7つ 満点
韓国放送 2010年 KBS
韓国語表記 성균관 스캔들[ソンギュングァンスケンドゥル]
読み方 ときめき☆そんぎゅんがんスキャンダル
※この記事は2021年9月20日更新されました
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あらすじ
朝鮮王朝 正祖の時代。
没落した両班の女性キム・ユニ(パク・ミニョン)が病床の弟キム・ユンシクをの名かたり男装で代筆の仕事をこなしていた。
ユニはお金に困り巨擘[キョボク](カンニング業)の仕事をうけて試験会場へはいりこむ。
一方、左議政の1人息子イ・ソンジュン(パク・ユチョン)。家柄、容姿、知能全てを兼ねそなえた才色兼備の優等生。ユニが間違えて彼にカンニングの手引きをしてしまい真面目なソンジュンはユニをいさめる。ムッときたユニは、彼の背に侮辱する長文を書きあげた。
ソンジュンは怒りつつその書体と文才に心酔。ユニを女人禁制の「成均館」に入学できるように尽力する。
王様までその才能を知り、ユニは男装のまま成均館に入学するハメに。しかも、優等生ソンジュン&成均館一の野生馬と呼ばれる荒々しいコロと同室に!?
男装がバレないように男性たちと寝食をともにするユニには、命懸けの学舎生活が始まった。
(2014.そら豆)
特にネタバレなし
感想 これが最高でしょ
これが最高なんです。
タイトルに「トキメキ」とあるとおり
恋愛要素が満載(o´艸`)キャ❤そこはもちろんトキメキますが、実際は【学問とは何か?】を追究するテーマが主軸。
決して軽いストーリーでははありません(邦題が軽すぎ)。コロが背負う重い過去のミステリーをひも解く一面もあり。その辺りのさじ加減も絶妙。重さは全く感じない、とてもバランスのいい作品です。ハラハラドキドキな展開に20話一気観確定。
特に、党派で思想がバラバラだった彼らの
友情がすこしずつ固まっていく過程が私は好きで(きっかけは大射礼[テサレ])。党派を越えた友情がほほえましく、彼らは蕩平[タンピョンン]組と呼ばれました。
そんな中、自然と紅一点のキム・ユニに惹かれていく美男子たちの悶絶がたまりません。
美男美女率が異常に高く、そのせいもあり映像美も素晴らしい。
英祖[ヨンジョ]が息子に対する後悔をつづった親書、金縢之詞[クムドゥンジサ]が物語の柱になっていて。ラブコメというだけではなく、それを探すゲーム感覚を味わえ。ミステリー、教訓などもうまく絡めてあり。話がとても面白く、学びもあります。
演出家が細部にこだわって最高の作品を生み出すキム・ウォンソクPD。キャストの人選もこの役はこの人しかいない…と思うレベルでいつも的確。「ミセン-未生-」「シグナル」「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん」で有名な監督ですが、今作の映像美は群を抜いていました。
当時、私はこんなに面白いとは知らずに見始めて、気づいたら朝の4時。視聴後も何度もリピート。
私はこれで一気に韓国ドラマにハマり、おかげで今や韓ドラブロガーです。
毎年この作品を1度は視聴するを何年も繰り返し、累計視聴回数は20回超え…どの韓ドラより多い作品(こうしてオタクはつくられた)。
キャスト
※俳優の年齢はドラマ公開当時
魅力的な花の四人衆
下の画像左から
本名:イ・ソンジュン
ニックネーム:カラン (佳郎)=最高の花婿
派閥:老論[ノロン]
誰もが認める優等生の上に、家柄最高のため花婿候補No.1。最初は堅物だったけど、だんだん人間味のある若者に。
パク・ユチョン/JYJ 年齢24歳、身長180㎝ いろいろありすぎですが、とてもいい役者さん(演技ドル)なんですよねー。特に時代劇の衣装が似合っていました。
出演作品 「ミスリプリー」「会いたい」「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ」
本名:キム・ユンシク(ユニ)
ニックネーム:テムル(大物)=チョソンを虜にした大物
妓生姿があまりにも美しくて、男装とのギャップにはイ・ソンジュンでなくても惚れます。女性のユニが病床の弟キム・ユンシクの名をかたり男性宿舎で生活することに…。
パク・ミニョン 年齢24歳、身長164㎝ この当時からめちゃくちゃ可愛い!男装姿も美少年って感じで、女装姿とのギャップにはみんな目が飛び出ましたよねw 美貌をかくして演じる勇気、女優魂が素晴らしいです。
出演作品 「ヒーラー」,「キム秘書がなぜそうか?」,「彼女の私生活」
本名:ムン・ジェシン
ニックネーム:コロ( 桀鰲[コロ])=暴れ馬
一見野性的で乱暴に見えるが、実は情熱を内に秘めた文筆家。女性の気配でシャックリが止まらなくなる硬派で純情な一面も。
ユ・アイン 年齢24歳、身長179㎝ 私が一番嵌まったのがこの方。どの作品でも深い演技に新たな発見を繰り返す俳優で、ハマると彼の魅力の深い沼から逃れられなくなる。
出演作品 「六龍が飛ぶ」,「シカゴタイプライター」,「チャン・オクチョン」
本名:ク・ヨンハ
ニックネーム:ヨリム(女林)=女性が群がる
一見チャラ男だが、彼の「クヨンハだ~」で大方の問題は解決してしまうという実力の持ち主。
ソン・ジュンギ 年齢25歳、身長178㎝ 演技が目に焼き付くくらい上手い!!
斬新なファッショも超似合う((〃゚艸゚)すきー♪扇のあつかい方が優雅でうまい。
「ヴィンチェンツォ」でクヨンハシーンがあるの?早く観なくっちゃ!
出演作品 「太陽の末裔」「アスダル年代記」「ヴィンチェンツォ」
以上、4人それぞれ派閥も違う為
蕩平(タンピョン)組と呼ばれました。
※蕩平策 =党派間の勢力均衡の為、公平な官吏登用を目指した政策
当時美しさに驚いた全員がその後一気に主役級俳優へ~♪
出典 韓国サイト joongang.joins.com
その他のキャスト
ハ・インス (チョン・テス)・・・成均館の掌議[チャンギ]、老論派
怖そうな役なのにガラスの心のように見えました。演じた俳優チョン・テスさんは2018年に他界。彼はハ・ジウォンの実弟です。出演作品 「帝王の娘 スベクヒャン」
ハ・ヒョウン (ソ・ヒョリム)・・・ハ・インスの妹
わがままな役なのに、チャーミングに演じるから憎めない。
チョソン (キム・ミンソ)・・・牡丹閣の妓生
凜とした表情が美しく女性ながら見惚れます。妖艶なチョソンのテーマソングが奏でられる中美しい流し目で登場。恋するキム・ユンシク(ユニ)にも媚びない。衣装の色彩黒や赤が、彼女の崇高さを増していました。
チョン・ヤギョン (アン・ネサン)・・・成均館の教師、王の腹心
授業の魔術で引きこまれます。常に深く考え行動する博士。アンネサン最高の役でした。
チェ・シンムク(キム・ハギュン)・・・成均館の大司成(校長みたいな)
ユチョンに演技指導もしたベテラン俳優。コミカルなのに軽くない、真面目面白い演技が素晴らしかった。
OSTと原作小説
どこまでも完璧な神ドラマでOSTまでも最高!
当時、3回リピート視聴後・・・
JYJ の歌に心酔→OST購入
映像が綺麗すぎる→DVD購入
え?ドラマの冊子も出てるんだ→ムック本購入
原作の和訳小説もあるの?→小説購入
そら豆はケチな女なんだけど、嵌まると見境なくなる傾向がある。いくら使ったんだ…と怖くなり、
この辺りからそら豆家は家計簿廃止しました(この主婦…)。
中でも最もおすすめなのが原作小説!!もちろん和訳版ですよ?
「成均館儒生たちの日々」上・下
チョン・ウングォル(著) 佐島顕子(訳)小説ではドラマの続きがありその展開もワクワクです。
「奎章閣(キュジャンガク)閣臣 たちの日々」上・下(著・訳は上と同じ)ドラマは4冊をこねこね混ぜて作られていました。
更に、続(中国)編が出版される予定だけど…2021/05/03記事加筆修正している現在もまだ出版されていません!(もう諦めたら?)。
小説は買って正解、最高。長編なのに全4冊を5回読み返しました(この豆ヒマすぎ) ちょっと高価ですが、それだけの価値があるしオススメです。小説の内容は、ラブラインがドラマよりリアル。
・ソンジュンはドラマ以上に品行方正で完璧男
・ユニは背が高くてやはり美形
・コロは繊細さが減ってもっと野性的
・ヨリムにはすでに奥さんがいるし、トック爺という使いが笑えます。ヨリムに関しては爆笑シーンが満載
ユニは出会った瞬間からソンジュンのことが好きで、 男装のジレンマが切ないです。 私は韓国ドラマにハマる前は読書好きで小説は相当読んできましたが、これは「十二国記」の小野不由美 主上に匹敵するくらいのハイレベルな小説だと思います。
最後に
「 トキメキ ☆成均館スキャンダル」を超える作品に出会える日がくるのでしょうか?
出会いたいけど、怖いな。
今の年齢で朝の4時までドラマ観てたらゾンビになりそう(^^;)
この記事を2021年5月3日加筆修正して
最近、そら豆のブログ人気記事ランキングによくこの記事が上がってくるのが不思議でしたが(直近のPV数で自動)。Netflix「ヴィンチェンツォ」ソン・ジュンギ繋がりですね!
Twitterでユチョンファンの方が当記事を拡散してくだっさったり。放送から10年以上経ってもこうして愛され続ける作品なんだと感動中です。
今でも、そら豆の一番好きな韓国ドラマは?と聞かれたら、「トキメキ☆成均館スキャンダル」と答えます。私にとっては現在でも特別な奇跡ドラマです。
●そのツイートはこちら↓↓↓
ぼぎさんがTwitterで当ブログをご紹介してくださいました。
— 韓ドラ そら豆 (@kand_soramame) 2021年5月3日
そら豆、慌てて「成均館スキャンダル」の記事を(さっき)加筆修正しました😆
ぼぎさん、ありがとうございます💓#成均館スキャンダル#韓ドラそら豆 https://t.co/XXr6JMU1OU
そら豆は、この記事を何十回と加筆修正しています。2020年に修正した記事をご覧いただいて当ブログをご紹介くださいました。ぼぎさんありがとうございます。
当ブログへご来訪いただく全ての方にもありがとうございます!
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