ク・ギョファン × コ・ユンジョン主演 親しかった友人たちが成功していく中で置き去りにされた男の孤独と成長 人を崇めて慈しむヒューマンロマンス
出典 「誰だって無価値な自分と闘っている」 JTBC
演出 チャ・ヨンフン 「サメ(共同)」「朝鮮ガンマン(共同)」「王の顔(共同)」「ベクヒが帰ってきた」「むやみに切なく(共同)」「キミはロボット」「椿の花咲く頃」「気象庁の人々」「サムダルリへようこそ」
脚本 パク・ヘヨン 「オールドミス・ダイアリー」「90日、愛する時間(10話まで)」「清潭洞に住んでいます。(共同)」「また!?オ・へヨン(共同)」「マイ・ディア・ミスタ〜私のおじさん」「私の解放日誌」
誰だって無価値な自分と闘っている (全12話)
★★★★★★★ 星7つ満点✨
韓国放送 2026年4〜5月24日 JTBC
韓国語表記 모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다
英語表記 We Are All Trying Here
視聴方法 Netflix
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ネタバレなし
あらすじ
成功した監督パク・ギョンセ(オ・ジョンセ)とスターPDを排出した ‘8人会’。映画界では知らない人がいないほど有名なグループだった。
そのメンバーで唯一 映画監督デビュー志望のまま20年間鳴かず飛ばずのファン・ドンマン(ク・ギョファン)は、嫉妬と焦燥感で卑屈になり。暴言を吐くため他7人のメンバーから煙たがられていた。
チェ・フィルムPD ピョン・ウナ(コ・ユンジョン)はそんなドンマンに謎の共感をおぼえて・・・。
(2026.そら豆)
感想 心えぐる 美しいセリフの応酬
パク・ヘヨン作家のドラマなので心を整え覚悟を決めて(やっと)視聴。
面白かったです!
特に後半は前のめり。
他のかたのレビューで見かけた 前半は我慢、暗い、ファンドンマンの性格がキライなど ほんとその通り。だって主人公ドンマンは最初わがままで性格が歪んだニートにしか見えないんだもん。
でも全話観ればこの作品に痺れるんだな。
パク・ヘヨン作家は心の醜さ弱さにフォーカスし、嫉妬と憧れを織り交ぜながら詩的なセリフを紡いでいく脚本家。
今作も「私の解放日誌」同様、とことん感情に向き合った意味深なセリフの応酬を噛みしめながら、一言も聞き逃せなかった。
クルクルと変化する ‘感情’。
その比喩表現に ‘天気’ を用います。
寒暖・雨雪風・照りつける太陽・つかみどころのない雲などなど・・・厳しく優しい自然の恩恵。
今の感情に嵐が吹き荒れようと、必ずやわらかい光と風が私を包み込む日がくるだろう。
直接そんな言葉はなくともそう思わされるドラマでした。
誰もが老いて死ぬことを畏れるけど──それが祝福。芽吹き 新緑生い茂り 枯れゆく樹木のように、朽ちるその日まで 無価値な自分 に向き合おう
というメッセージ。
もうセリフが凄すぎて・・・・
セリフ 「なぜ冬は安穏なんでしょう」
セリフ 「温もりを求めるから?」
(o゚ェ゚)これだけでも凄くないか。
どのシーン、どのセリフにも一切 無駄がなく怖いほど洗練された言葉の数々。少しでも文章を書く人なら終始 感嘆せずにはいられない。
うなる語彙力、ク・ヘヨン作家こそが辞書を3回以上読んだ人に違いない。これ作家の意図を正確に翻訳するのは大変だったろうな。
ただ、主人公ファン・ドンマン(演・クギョファン)の行動については意味不明😂この奇人変人を理解するのはムリ。
彼があそこまで他人をおとしめるのは理解できないけど、なんか憎めない。彼自身がストーリーなんですよね。8人会だって、つまらない日常に刺激をくれる彼の可笑しさは目障りだけど手放せない。
人生の勝敗はいつどこで判定するのか?
ドンマンが自分を無価値だと認めてしまえばプライドも欲望も手放せる、しかし彼は無能ではないから「哀れ」。負けたと思い込んでいる。
セリフ「哀れなのはヤツだけか?」
セリフ「人間味のない人間が一番無能では?」
羞恥心と焦燥感と自虐で今にも壊れそうなファンドンマン。ウナ(演・コユンジョン)と感情を共有することで、互いに救いの言葉を見つけていくドラマでした。
感情ウォッチ ‘XIMFIT’
腕に巻いた感情ウォッチ ‘XIMFIT’ で生きづらさに名前をつける。解放日誌の腕時計版かな〜と思った。思考を言葉にするって意外と難しいからAIが判定して言語化するのね。
心理表現までAIに頼っていいのかな( ˙▿˙ ; )
少なくともドラマではドンマンとウナの救いになっていました。
OST
宝玉のセリフに寄り添う
穏やかな優しい曲が心に沁みる。
「Be with U」ー🎤キム・ミンソク
www.youtube.com [MV] 김민석 (멜로망스) - 내가 있을게 | 모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다 OST Part.1 | We Are All Trying Here
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キャスト
※青が演じた役者で年齢はドラマ公開当時
主要キャスト
①ファン・ドンマン ↙︎
8人会のメンバー、映画監督・シナリオ作家 志望歴20年、作品は「天気をお作りします」
ク・ギョファン 年齢43歳、身長174㎝
繊細で完璧というより、欠けた荒い雰囲気が愛おしいと思える演技でした。
出演作品 「キングダム アシンの物語」「D.P.脱走兵追跡官」「D.P.2」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「怪異」「パク・ハギョンの旅行記」「寄生獣 ザ・グレイ」 / 映画「私のオオカミ少年」「新感染半島 ファイナルステージ」「モガディシュ 脱出までの14日間」「キル・ボクスン」
ピョン・ウナ ↘︎
企画PD(チェ・フィルム)、シナリオをぶった斬る『斧』
コ・ユンジョン 年齢30歳、身長163㎝
ボサ髪と地味な衣装に薄化粧なのにめちゃくちゃキレイって何事なの!美しいだけでなく 演技もうまいです。
出演作品 「Sweet Home」「還魂」「還魂シーズン2:光と影」「ムービング」「いつかは賢いレジデント生活」「恋の通訳、できますか?」
出典 「誰だって無価値な自分と闘っている」 JTBC
8人会のメンバー
②パク・ギョンセ ↙︎
映画監督(コパクフィルム)、5作目「腕のない次姉」
オ・ジョンセ 年齢49歳、身長174㎝
私は近所のおじさんより頻繁にお会いしていますが、相変わらずお元気でした。とりあえずオジョンセだから難しい役でも大丈夫。
出演作品 「真心が届く」「椿の花咲く頃」「ストーブリーグ」「サイコだけど大丈夫」「青春の記録」「模範刑事」「智異山」「アンクル」「悪鬼」「Sweet Home2」「Sweet Home3」「Mr.プランクトン」「星がウワサするから」「おつかれさま」「憎らしい恋」「グッドボーイ」「北極星」/ 映画 「ザ・コール」
③コ・ヘジン ↘︎ (カン・マルグム)・・・コパクフィルム代表、ギョンセの妻
④パク・ヨンス ↘︎ (チョン・ベス)・・・最年長メンバー
⑤イ・ジュナン ↘︎↘︎ (シム・ヒソプ)・・・映画監督(チェ・フィルム)
出典 「誰だって無価値な自分と闘っている」 JTBC
⑥チェ・ヒョジン ↗︎ (パク・イェニ)・・・企画PD(チェ・フィルム)
⑦イ・ギリ ↗︎ (ペ・ミョンジン)・・・映画監督(チェ・フィルム)
⑧ウ・スンテ ↗︎↗︎ (チョ・ミングク)・・・映画監督(チェ・フィルム)
その他のキャスト
チェ・ドンヒョン ↙︎ (チェ・ウォニョン)・・・チェ・フィルム代表
オ・ジョンヒ ↘︎ (ペ・ジョンオク)・・・映画「マイ・マザー」主演俳優
-娘 チャン・ミラン ↘︎↘︎ (ハン・ソナ)・・・映画「腕のない次姉」のヒロイン
- パク・サンジン(パク・スヨン)・・・事務所の代表
出典 「誰だって無価値な自分と闘っている」 JTBC
ファン・ジンマン(パク・ヘジュン)・・・溶接工、ドンマンの兄
カ・スジャ(ヨン・ウンギョン)・・・ウナの祖母、海苔巻き屋
マ・ジェヨン(キム・ジョンフン)・・・監督(コパクフィルム)、シナリオ作品は「ノックノックノック」
ノ・ガンシク(ソン・ドンイル)・・・有名俳優
キャストの感想
主人公のドンマン(演・クギョファン)は、相手が自分を好きなら天国・嫌いなら地獄。
パクギョンセ(演・オジョンセ)は、相手が自分を褒めれば天国・けなせば地獄。
相当なクセ強キャラで、しかも詩人も顔負けの長文哲学セリフに感情を込めて演じるのは難易度高かったと思う。この2人が演じてくれて良かった。
ドンマンは先制攻撃で弱い自分を擁護する、弱い犬ほどよく吠える。それにしても食べ過ぎ。
ドンマンの兄(演・パクヘジュン)が陰鬱なのに、他人には生きる目的チェックするのウケる。本人に生きる気力がないのに。
「ノックノックノック」の脚本を読んだだけでみんな‘ヨンシク’の正体を当てるのすごい。
ちなみに『ファンドンマン立ち入り禁止』と貼り紙したコヘジンは1階がアジトと2階がコパクフィルムの社長です。この妻役カンマルグムはじめ8人会全員、さすがの演技力でした👏
最後に
これ観るのは気合いが必要、生半可な気持ちではこの作家に とうていついていけません。
セリフ 「鉛のような憂さに押され起き上がれない時、切に望んだのは天気でした」
もうね 頭で理解するより、心に映し込みながら視ないと先へ進めないです。
心を不快にさせるものからは目を逸らせばいいのに、この人たちは正面からぶつかってキズだらけ。不安でしかない。
そんな深みのある哲学ドラマにキャスト陣が見事な演技で応えていました。
私は★7満点ですが、同作家の「私の解放日誌」と同様、おすすめとは言い切れない。こんなクセ強ドラマは合わない方もいるはずです。万人ウケはしないけど、私は観てよかった。
「マイ・ディア・ミスタ〜私のおじさん」「私の解放日誌」も今作も、一度観たら忘れられない心にズンっと刺さる作品だと思います。
ネタバレあり感想
・
⚠️ネタバレありですよ?⚠️
・
同脚本家の「私の解放日誌」の名セリフを思い出しましたね!
ドンマンがウナをもう崇アガめる崇める。
今作の名セリフは私を崇めての進化系で僕を慈しんでです。
つまり、パク・ヘヨン作家の考え方は『自分の価値は他人が与えてくれるもの』──自分を尊重してほしいってことだよね。もしかすると全ての問題は作家が他人に期待しすぎなんじゃないの?と思えてきた。
人生の目標は?と聞かれたドンマンの兄
ジンマンが「淡く生きる」って。
セリフ「今の私たちが見ているのは いまわの際、回想の中の映像」
どこかに埋もれた過ちを拭い去りたいジンマン。
誰もが過ちを秘めていることに気づけば、
自分が恥ずかしくない人間だと思えるはず。
ところで・・・・私ごとですが
私も小学生の時に国語辞典を1冊読みました。
そうか3冊読む人もいるのかー
と戦慄したわ:( ;˙꒳˙;):
参考文献
namu.wiki/w/모두가%20자신의%20무가치함과%20싸우고%20있다
namu.wiki/w/모두가%20자신의%20무가치함과%20싸우고%20있다/등장인물
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