韓ドラ そら豆のブログ

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韓国ドラマ「花遊記《ファユギ》」感想 あらすじ キャスト

FTISLANDイ・ホンギが猪八戒(*'ω'*)って...♡

美形揃いの 現代版「西遊記」 

あのホン姉妹脚本の、不思議系ラブコメ

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出典 https://www.mk.co.kr

「花遊記《ファユギ》」 (全20話)

★★★★★★☆ 星6つ

 韓国放送 2017年12月~2018年3月 tvN

 韓国語表記 화유기

※この記事は2021年2月17日更新されました

 

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ネタバレは避けたつもりです

あらすじ

幼い少女チン・ソンミは、悪霊が視えるせいで不気味だと同級生達に忌み嫌われていた。ある日ソンミは、牛魔王ウ・フィ(チャ・スンウォン)から頼まれ、彼の不思議な杖と自分の傘を交換する約束で五行山へ行く。

五行山に封印されていた斉天大聖ソン・オゴン(イ・スンギ)は、これ幸いと、ソンミを利用し封印を解かせ、上手く脱出することに成功。

「悪霊たちからソンミを守護する」契約で解放されたオゴンだが、それを守る気などさらさら無く、速攻で逃亡。以後25年間、ソンミ(オ・ヨンソ)は『悪い妖精さん(=オゴン)』を探しながら、幼児傘を盾に、悪霊と孤独な戦いを続けていた。

そんなある日、不動産会社の社長になったソンミの前にオゴンが現れる。

天界の住人達にとって美味しそうなかぐわしい蓮の香りを振り撒く血が体内に流れるソンミは、実は「三蔵」を受け継いだ特別な人間。

オゴンはソンミが三蔵だと気づき、再度利用しようとするが・・・。

(2019.そら豆)

 

キャストの感想

表向きはファンタジーですが、ラブコメ&友情物語です!設定が『現代版 西遊記』だから、登場メンバーはやはりあれ。

三蔵法師にお供する、河童と・・・。まずは、その美形なキャストをご紹介。

 

三蔵法師 三蔵( ̄ー ̄)=チン・ソンミ(オ・ヨンソ)

神仙・妖怪のイケメン達にモテモテ。ラブではなく、捕食の対象。悪霊達にもかなりの人気です。

三蔵ソンミの魅惑的な血の香りは、人間界に紛れる妖怪・悪霊達の理性もぶっ飛ぶくらい強力で、(妖怪と悪霊の理性って…何?)『猫にマタタビ』 みたく、色々寄って来ます。

三蔵とはお経に精通したお坊さんって認識でしたが、「花遊記」は現代風だからちょっと違う。美人女優、オ・ヨンソが演じるソンミは、妖怪でもただの人でもない(坊さんでもない)、霊が視える不動産会社の女性社長です。自身が悪霊を引き寄せ戦う使命を帯びているとは、 知る由もありません。※写真  左下↓

 

そんな三蔵が出会うあのメンバー。

孫悟空 猿(o゚ェ゚)= ソン・オゴン(イ・スンギ)

天界名「斉天大聖[セイテンタイセイ]」、神仙。神々(原作は釈迦如来)から五行山に長期間封じられ、三蔵の弟子になる筋書きはほぼ同じ。弟子?←そこは韓ドラ。

ご想像におまかせします(〃艸〃)ムフッ

(NO MORE ネタバレ |◎|>”)

 

孫悟空の<緊箍児キンコジ>←額を締め付ける道具、あれだと野暮ったく見えるなと思っていたら、ちゃんとお洒落なアイテムになって出てきました。

イ・スンギが除隊後最初に選んだだけあり、ソン・オゴン役は今考えても彼しか思い浮かばないくらいピッタリだったと思います。※写真 左上↙

 

牛魔王 牛 甘┳┓=ウ・フィ(チャ・スンウォン)

芸能プロダクション会社の社長。自身もエンターテイナーとして成功し、「合格だ!」で有名に。神仙になる為に1000年間反省中。(←修行中! )1000年って・・・天界に忘れられてない?

ベテラン俳優チャ・スンウォンの圧倒的な演技力で、序盤に面白いドラマだと予感させ、引き込まれました。クールでコミカル。魔王と呼ばれ、彼に従順な犬の秘書が付き従います。全話を通して重要な役。彼なしで花遊記は語れません。

※写真 右上↘

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出典 韓国サイト breaknews

 猪八戒 豚(ˆ(oo)ˆ)=P.K(イ・ホンギ)

美しい豚で、人気アイドル。ホンギさんがトップスター役、何の違和感もなかった。を見直したね(そら豆…までも)。ソン・オゴンを慕っているのか、従っているのか。妖怪の中では一番優しかったな。  アサニョ(イ・セヨン)を大切にします。

※写真 真中下↑ 

 

沙悟浄 河童( ゜Θ゜)=サ・オジョン(チャン・グァン)

大企業MSUN[エムスン]で一番偉い人、会長。※MSUNはスマホを取り扱う会社です

オゴンの資金源で、頼りになる僕[シモベ]。美形揃いの中、一人おっさん。でも、可愛く見えてくるのが韓ドラの不思議。ソン・オゴンの弟分

...(。´・ω・)aboji ni shika mienai

※写真 右下↗

 

このメンバー以外の妖怪もなかなかの逸材揃いで。最も印象深いのが、アイスクリーム屋の『冬将軍』とバーの店主『夏仙女』。一人で男女の二役を演じたソンヒョク。184㎝の巨体なのに女装が似合う。このドラマの登場人物では、私は冬将軍が一番好きです!(マニアックすぎだよ!)

 

可愛いゾンビなイ・セヨンや、他の妖怪達もそれぞれ違和感なくストーリーに溶け込み。絶妙なキャスティングに感心しきり。このキャラクター達の特殊性で作り上げた物語って感じでした。

 

ストーリーの感想

私がこのドラマを見ていて思ったのは、

妖怪の考え方って人とは違う

(そりゃそうだ)

不老不死である天界の住人と、儚く命尽きる人の人生とでは、時間の重みや生きる目的も違う。人ではない存在の感情を推し量るのは難しく、どれ程の悲しみを抱いているのか、その喜びがどんだけ~なのか、正直、

分からなかったです(;'∀')人間だもの!

実はこの「花遊記」、制作・放送過程でハプニングが続き、韓国での評価は微妙~でした。そんなトラブルも作品には影響せず、日本ではしっかり高評価。キャスト、OST、ファッションも素敵、ストーリーも凝ってます!

あれ?っと あちこち調べたのですが。何故か、FTISLAND イ・ホンギが不OST参加。ホンギ出演作に彼の歌声は付きものではないのか(^_^;

ネットでざわついている5話の反日っぽい逸話については、『ぉぃぉぃ日本人も観てるんだからやめてくださいよー』と私も思いましたが、そこだけスルーすれば大丈夫!

 

最後に

ホテルデルーナ」「還魂」など有名なホン姉妹脚本。

蓮の香り漂う三蔵ソンミと、ゾンビの異臭が対照的で。鼻がどうにかなりそうでした(映像から?すごい嗅覚だね)。ファンタジーなのに匂いまで感じる妙なリアリティ。

「花遊記」20話は、少し長く感じましたが、私が昨年視聴した中で印象に残ったドラマの1つです。皆様もご視聴されれば、きっと冬将軍が気になると思います(そこかよ)。

 

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