ザ・韓ドラ要素満載
緩急ある展開に惹き付けられ一気観
「造船」という題材も、興味深かったです
出典 enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo
「メイクイーン」(全38話)
★★★★★★☆ 星6つ
韓国放送 2012年8月~11月 MBC
韓国語表記>메이퀸 MBC (MAY QUEEN)
※2019/08/25 記事加筆修正しました
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あらすじ
石油工学者のハクス博士は、
ある情報が入ったマイクロフィルムを狙われ、
仲間のチャン・ドヒョン(イ・ドクファ)に射殺される。
ハクスの友人キチュルは、息子の命と引き替えに、
ハクスの娘ユジン(2歳)を殺害するようドヒョンから命じられたが、
密かに軍隊の先輩チョン・ホンチョル(アン・ネサン)にユジンを預けた。
一方、夫と娘を失ったハクスの妻グミは、
夫を殺したドヒョンの口車に乗せられ彼と再婚。
二児(イルムン、イナ)の継母となる。
11年後、借金取りから逃げるチョン・ホンチョル一家は、
再び蔚山(ウルサン)へ。
ユジン→へジュ(キム・ユジョン)は、
継母に虐げられながらも明るく健気で、
溶接が得意な気骨のある少女に育っていた。
そこで、キチュルの息子パク・チャンヒ(パク・コンテ)や
大手造船会社の孫カン・サン(パク・チビン)と出会う。
造船への夢を抱く2人の影響を受け、ヘジュも造船に興味を持つ。
ヘジュは同級生イナの母親と会うが、実の母親だとは気付かなかった。
(2015.そら豆)
感想
このドラマ、最初から面白かったです!
アン・ネサンさんの愛情溢れる父親役と、名子役達のハイレベルな熱演は絶賛もの。
先が観たくなるワクワクする展開で、
これは久しぶりに キター(°∀°)ーと思いました。
ヘジュが海で死亡したはずのユジンだとチャン・ドヒョンにバレたら、
大変なことになる~~(;´Д`)と、ヒヤヒヤしたり。
養父チョン・ホンチョル(アン・ネサン)がヘジュに語る言葉、
「家族とは血の繋がりじゃない。空腹も悲しみも痛みも分け合ってこそ家族だ」
が心に染みたり。
継父ホンチョルは、継母の虐めからヘジュを庇い、助け、教える。
実の父親以上にヘジュを思いやり、血の繋がりがないとは誰も気付かない。
この父娘の深い愛情だけでも感動作でした。
子役時代に流れるエンディング曲も良く、
大人になった三人の姿が映し出されて期待感が押し寄せます。
左から
パク・チャンヒ=子役パク・コンテ→ジェヒ
陰のある大人パク・チャンヒ役のジェヒ。
王道のイ・ケ・メ・ン。
冷たい視線がハートに刺さりましたわー。
刺さった矢がなかなか抜けませんー。
チョン・ヘジュ=子役キム・ユジョン→ハン・ジヘ
チョン・ヘジュ役のハン・ジヘ。
かつて、こんなに殴られたヒロインがいたかしら?
女の子なのに可哀想だと思ったけど、ヘジュも結構人を叩くから同情しにくいかな。
ハン・ジヘさんは演技が上手いです。
カン・サン=子役パク・チビン→キム・ジェウォン
陽気な大人カン・サン役のキム・ジェウォン。
お顔は好きじゃないけど、大きな目をキョロキョロ動かし、軽い喋り方。
妙な魅力があって彼の雰囲気が何か良い。
ヘジュと再会するくだりが面白くて、そこが一番好き。
悲惨な要素も多々ありましたが、ストーリーが重苦しくならなかったのは、
明るい彼(カン・サン)の存在が大きかったと思います。
子役時代がとても長く、9話でやっと15年後へ。
でも、実力派揃いの子役達のお陰で、あっという間。
顔が似ている訳でもないのに、他の子役さん達も全員無理なく子役→大人へ移行。
雰囲気を似せた役作りの賜物だと思いました。
この3人の三角関係や、複雑な親子関係、
石油を採掘するドリルシップ建造に向けての陰謀の数々、
技術と実力ある主役達の活躍など、見所がたくさんあります。
ヘジュの実母イ・グミ役、ヤン・ミギョン
全話の重要人物です。
「チャングムの誓い」のハン尚宮。
素敵な演技で物語りを引っ張っていました。
ヘジュの叔父ユン・ジョンウ役、イ・フン
前半から後半にかけての変貌ぶりには目を見張ります。
後半、着替えシーンのモムチャンぶりにはひっくり返りました。
どんどん格好良くなっちゃって。
この2人のやり取りはもはやコントでした。
最後に
ヘジュが、ある人に言われた
「闇が深いだけ光は眩しい」
このセリフが一番印象に残りました。
ご覧になった方は、皆さん終盤で
「おいおい、ここにきてそれはないやろーヾ(・∀・;)ドンビキダヨ!」
と一斉に突っ込まれたのではないでしょうか。
多分、私だけではないと思います。
そこがなければ、このドラマは日本でも、
もっと高い評価を得られたと思います(^_^;)オシイッ!
でも、特にこの序盤~前半にかけてに関しては観て損はない、
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