ザ・韓ドラ要素満載
緩急ある展開にひきつけられてそら豆イッキ見!
韓ドラで“造船”というテーマも、めずらしく興味深かったです
出典 enews.imbc.com/News/RetrieveNewsInfo
「メイクイーン」(全38話)
★★★★★★☆ 星6つ
韓国放送 2012年8月~11月 MBC
韓国語表記>메이퀸 MBC (MAY QUEEN)
※この記事は2022年6月11日に更新されました
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あらすじ
石油工学者のハクス博士は、ある情報が入ったマイクロフィルムを狙われ、仲間のチャン・ドヒョン(イ・ドクファ)に射殺される。
ある男が、チョン・ホンチョル(アン・ネサン)にハクスの娘ユジン(2歳)を預けた。
一方、夫と娘を失ったハクスの妻グミは、夫を殺したドヒョンの口車に乗せられ彼と再婚。二児(イルムン、イナ)の継母となる。
11年後、借金取りから逃げるチョン・ホンチョル一家は、再び蔚山(ウルサン)へ。ユジン→へジュ(キム・ユジョン)は、継母に虐げられながらも明るく健気で、溶接が得意な気骨のある少女に育っていた。
少女は、引っ越し先で、キチュルの息子パク・チャンヒ(パク・コンテ)や大手造船会社の孫カン・サン(パク・チビン)と出あう。
造船への夢を抱く2人の影響をうけ、ヘジュも造船に興味をもつ。ヘジュは同級生イナの母親と会うが、実の母親だとは気づかなかった。
(2015.そら豆)
感想
このドラマ、最初から面白かったです!
アン・ネサンさんの愛情溢れる父親役と、名子役達のハイレベルな熱演は絶賛もの。
先が観たくなるワクワクする展開で、
これは久しぶりに キター(°∀°)ーと思いました。
ヘジュが海で死亡したはずのユジンだとチャン・ドヒョンにバレたら
大変なことになる~~(;´Д`)と、ヒヤヒヤしたり。
養父チョン・ホンチョル(アン・ネサン)がヘジュに語る言葉、
「家族とは血の繋がりじゃない。空腹も悲しみも痛みも分け合ってこそ家族だ」
が心に染みたり。
子役時代がとても長く、9話でやっと15年後へ。でも、実力派揃いの子役達のお陰で、あっという間。顔が似ている訳でもないのに、他の子役さん達も全員無理なく子役→大人へ移行。雰囲気を似せた役作りの賜物だと思いました。
主要キャスト、パク・チャンヒ、チョン・ヘジュ、カン・サンこの3人の三角関係や、へジュの複雑な親子関係。
石油を採掘するドリルシップ建造に向けての陰謀の数々、技術と実力ある主役達の活躍など、見所がたくさんあります。
継父ホンチョルは、継母の虐めからヘジュを庇い、助け、教える。実の父親以上にヘジュを思いやり、血の繋がりがないとは誰も気付かない。この父娘の深い愛情だけでも感動作でした。
キャストについて
子役時代に流れるエンディング曲も良く、大人になった三人の姿が映し出されて期待感が押し寄せます。
左から
パク・チャンヒ=子役パク・コンテ→ジェヒ
陰のある大人パク・チャンヒ役のジェヒ。
王道のイ・ケ・メ・ン。冷たい視線がハートに刺さりましたわー。刺さった矢がなかなか抜けませんー。
チョン・ヘジュ=子役キム・ユジョン→ハン・ジヘ
チョン・ヘジュ役のハン・ジヘ。
かつて、こんなに殴られたヒロインがいたかしら?女の子なのに可哀想だと思ったけど、ヘジュも結構人を叩くから同情しにくいかな。ハン・ジヘんは相変わらず演技が上手いです。
カン・サン=子役パク・チビン→キム・ジェウォン
陽気な大人カン・サン役のキム・ジェウォン。
お顔は好きじゃないけど、大きな目をキョロキョロ動かし、軽い喋り方。
妙な魅力があって彼の雰囲気が何か良い。ヘジュと再会するくだりが面白くて、そこが一番好き。
悲惨な要素も多々ありましたが、ストーリーが重苦しくならなかったのは、明るい彼(カン・サン)の存在が大きかったと思います。
その他のキャスト
ヘジュの実母イ・グミ役、ヤン・ミギョン
全話の重要人物です。「チャングムの誓い」のハン尚宮。素敵な演技で物語りを引っ張っていました。
ヘジュの叔父ユン・ジョンウ役、イ・フン
前半から後半にかけての変貌ぶりには目を見張ります。後半、着替えシーンのモムチャンぶりにはひっくり返りました。どんどん格好良くなっちゃって。
この2人のやり取りはもはやコントでした。
最後に
ヘジュが、ある人に言われた
「闇が深いだけ光は眩しい」
このセリフが一番印象に残りました。
ご覧になった方は後半で
「おいおい、ここにきてそれはないやろーヾ(・∀・;)ドンビキダヨ!」
と一斉に突っ込まれたのではないでしょうか。
多分、私だけではないと思います。
そこがなければ、このドラマは日本でも、
もっと高い評価を得られたと思います(^_^;)オシイッ!
でも、特にこの序盤~前半にかけてに関しては観て損はない、
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