愛情を受けて育ったAIロボットナム・シンⅢ
人工知能AIの心に着目した、ソ・ガンジュン主演の話題作
製作費約10億円投入のサイエンスフィクション ラブロマンス
出典 KBS公式HP
演出 チャ・ヨンフン「むやみに切なく」、ユン・ジョンホ
脚本 チョ・ジョンジュ「王女の男」
キミはロボット(全16話)
★★★★★★☆ 星6つ
原題 君も人間か?
韓国放送 2018年6月〜8月 KBS
韓国語表記 너도 인간이니?
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ネタバレなし、でも完全ではない
あらすじ
幼少のナム・シンを連れチェコから韓国へ一時帰国した、母親で工学博士のオ・ローラ(キム・ソンリョン)。
ローラが講義を終えた大学構内で、PK財閥理事ソ・ジョンギル(ユ・オソン)が2人に、財閥の後継者でもあったローラの夫が死亡したと告げる。
次の財閥後継者のシンは、そこで強制的に連れ去られ、その後ローラは息子を追うが、シンの拒絶で断念。悲しさに耐えきれず息子ソックリのAIロボット、ナム・シンⅠを作る。「泣いたら抱きしめる」 ローラの心を癒やす機能を搭載する優しいロボットが完成。
17年の年月が流れ、ナム・シンは少年から青年、大人へと成長。ロボットもナム・シンⅡ→ナム・シンⅢ(ソ・ガンジュン)と進化させ、Ⅲに至っては、嘘発見器までオプション装備。
ある日チェコで、シン(ソ・ガンジュン)が殺害されかけ意識不明となる。シンの親友であり秘書のチ・ヨンフン(イ・ジュニョク)は、ナム・シンⅢをシンの身代わりとし、韓国へ連れて行く。
そんな中、シンとトラブルがあったカン・ソボン(コン・スンヨン)が、ナム・シン(本当はⅢ)の警護をすることに。彼がロボットであるとソボンに気付かれないよう、周囲は細心の注意を払うのだが・・・。
(2019.そら豆)
感想
愛情を受けて育ったAIロボットは心を宿し人格を持つのか?
AIロボット、ナム・シンⅢ
完璧な能力にWi-Fiも内臓する頭脳、怪力、不老長寿、恐怖など微塵も感じないバイタリティ。人間を凌駕する彼の存在に私が思ったのは、
こりゃ便利だねー( ゚д゚)
輝く笑顔のソ・ガンジュンが演じるナム・シンⅢは、高度なデータ処理と計算能力、最新情報まで網羅。視界に入るもの全てをレコーダーで保存。
美貌の高級Siriって感じです←(庶民思考の限界)。
ストーリーのジャンルはサイエンスフィクション。高度なテクノロジーで作られたアンドロイドが、人間の身代わりを果たすという科学的な空想物語なのですが。架空世界なのにソ・ガンジュンのロボットが妙にリアルで…(人間が演じているからでは?)。それが可愛いカッコイイ。
超能力モノのような人間を超越した力で悪に対抗する痛快さがあり。カッコ良くヒロインを救うト・ミンジュン「星から来たあなた」を思い出しました。ロボットと宇宙人( ・ㅂ・)bよく考えたら、似たようなもんだ。人ではないものとのラブに萌えるかは、個人の自由だと思います。・・・が、実際演じるソ・ガンジュンは人間で美男子ですからねー
( ̄▽ ̄)ふっふ
自動車業界で今最も必要としている技術AIを取り上げたドラマだけあり、PK財閥系列の自動車会社がメインに描かれ。メカ好きな私はそこも面白かった!自動運転やハッキングを目の当たりにすると、便利さと危険性は表裏一体。
自分たちより優秀な存在を生み出して、人はそれを制御しきれるのか?課題と不安を感じました。
人工知能 AIとナム・シンⅢ
いつの間にか私たちの身近に寄り添う特化型AI。SiriやアレクサなどのAIスピーカー、ナム・シンⅢの友達でもある お掃除ロボット。銀行や旅館などのコールセンターや、医療。Googleの検索エンジン順位もAIで制御されています。
これらは感情を持たないロボットですが。すでに近年、感情を持つ汎用人工知能AGIが開発されていて。知性、推論する能力を伸ばす自立性まで備えたロボットが実現しつつあります。
ナム・シンⅢの未来も夢ではなく。そんな彼の分かり易い仲間を挙げるなら、
ドラえもん(๑• ㅂ• )و✧でしょ。
感情を持つロボットに人格を認めざるを得ず。ドラえもんに人格はあるし(ネコ型だけど)皆ウエルカムだよね?
ただ、カン・ソボンのような感情的な女性に応対する内に、分析不可能なことが起こり始めるナム・シンⅢ。作った人の予想を超えてAIが一人歩きし始めるのはやはり怖いかな。 ソ・ジョンギルみたいなAI以上に怖い人間もいるけど。
タイトルについて
原題の「君も人間か?」には、人間に紛れてAIが潜む可能性を示唆する含みがあり。アンドロイド開発が進み、「君も人間か?」と人に問いかける時代の到来に思いを馳せました。
ところで邦題の「キミはロボット」で検索すると、「ロボットじゃない~君に夢中!~」ユ・スンホ主演の韓国ドラマと結果が混在表示されややこしい!“ロボット” “キミ”が同じでは、さすがのGoogle AIも混乱しますって。
韓ドラの邦題には言いたいことがたくさんあるけどこの辺で~。(また邦題に文句言ってる…) 確かにこの記事でも言ったわ ↓(^^ゞ
キャスト 画像左から
ナム・シン/ナム・シンⅢ役 ソ・ガンジュン
PKグループの冷酷御曹司と、彼の身代わりロボットの1人2役で。演じ分けが上手かった。ナム・シンⅢでは、歩き方や動きがロボっぽく。時々ハッと我に返り『人間が演じているんだった!』となる程。
彼の色素の薄い眼球、広角の上がった口、整った白皙が人間離れしていて、ロボット役は打って付け。今まで視聴したソ・ガンジュンの出演作品の中で一番役に合っていました。
「第3の魅力」感想 あらすじ 評価←こちらより面白かった。
「ずる賢いバツイチの恋」も面白かったけどね。
カン・ソボン役 コン・スンヨン
元格闘技選手で、ナム・シンのボディガード。父親はチャンピオンジムの館長。リングで勝ってもお金には負けると知り、お金を稼ぐ為なら何でもするように。ナム・シンⅢと出会い味方になっていく。
とっても可愛いヒロインでした。ソ・ガンジュンとお似合いで、声も好きです。「サークル~繋がった二つの世界」はリタイアしたけど、コン・スンヨンが出ているなら再挑戦します。
チ・ヨンフン役 イ・ジュニョク
シンの親友で秘書。孤児施設を出てから実力を買われ。PKグループ会長から絶大な信頼を受け、シンの補佐を担当。ナム・シンⅢをシンの身代わりにしたのも彼の一存。
イ・ジュニョクの出演ドラマはあまり観てなくて、記憶にない俳優でしたが彼が良かったんです。常に主人の守りに徹し、控えめな色男。彼のストーリーも展開され、幸せにしてあげてーと願いました。
ソ・イェナ役 パク・ファニ
PKグループの広報チーム長で、シンの婚約者。父親のソ・ジョンギルを信じているが…。ピュアで可愛い女の子、全く憎めないキャラでした。
出典 韓国サイト sagunin.
画像下左から
オ・ローラ役 キム・ソンリョン
ナム・シンと、ナム・シンⅢの生みの母親(生み方が違うけど)。人工知能界のアインシュタインの異名を持つロボット工学博士。
キム・ソンリョンは美しくて大好きな女優です。「相続者たち」でキム・ミギョンとの掛け合いが最高だったな。本物と偽物の息子との間で揺れる母親の愛についても考えさせられました。
ソ・ジョンギル役 ユ・オソン
PKグループ総括専務で、ソ・イェナの父親。いろいろ悪事を働くけど、娘には弱い。
ナム・ゴンホ役 パク・ヨンギュ
PKグループ会長で、ナム・シンの祖父。他人を信じられず、常に何かを企んでいる。
他のキャスト
機械工学者デービッドがローラに協力しますが、ナム・シンⅢの優しい父親みたいで癒されます。
カン・ソボンの父親に最近よく見るキム・ウォネ 。ソボンの友人役キム・ヒョンスクが、チョ記者役で面白かった。
OST
主演のソ・ガンジュンが挿入歌に歌手として参加し、話題になっています。
https://youtu.be/RA-pV75mccQ?t=107←You Are My Love -ソ・ガンジュン
こちらは歌なし、単なる番宣で雰囲気だけです
最後に
人間の腹黒さと、AIのピュアな心に着目したちょっと変わったドラマです。
AIって、結局機械じゃねーかってなるかも?話しかけるたびに優しく応えてくれる存在、それが人間ソックリなロボットなら愛情が湧いても不思議はなく。機械と言えど、魅力的なロボットに市民権をあげたくなるドラマでした。
宇宙人に萌えたことのある寛容さがあれば大丈夫!人間以外には萌えないという方も、覚悟を決めて(?)一度ご覧になれば、AIロボットへの目線が少し変わるかもしれません。
ストーリーは面白いので、価値観に捉[トラ]われず、優しい目線で深く考えずに観ればとっても楽しめるドラマです(条件多いな)。
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