平均視聴率30%超え、最高視聴率49.4%
韓国で愛された国民的ホームドラマ
(なのに辛口(;一_一)ゴメン)
※この記事は2021年2月17日更新されました
演出:ホン・ソック 「メリは外泊中」
脚本:キム・サギョン「憎くても可愛くても」、「吹けよ、ミプン」
「たった一人の私の味方」(全106話)
★★★★☆☆☆ 星4つ
韓国放送 2018年9月~2019年3月 KBS
韓国語表記 하나뿐인 내편
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ネタバレしないように注意しましたが、登場人物の説明などにネタバレが含まれている可能性があります
あらすじ
妻を助ける一心で殺人を犯してしまったキム・ヨンフン(チェ・スジョン)。妻は死亡、産まれて間もない彼の娘ドランを1人残し牢獄へ。ヨンフンに恩があるキム・ドンチョル(イ・ドゥイル)が、ドランを引き取り妊娠中の妻が反対する中、娘として育てることに。
27年後、ヨンフンは模範囚の恩赦があり出所。カン・スイルと改名し、ドランに父親とは名乗り出ず、「ボム&フード」経営者宅の運転手となり住み込みで働く。
一方、キム・ドラン(ユイ)は、検事を目指し法科大学院入学資金を貯めようとアルバイトに精を出し、家族にも尽くしていた。
しかし、唯一ドランの味方だった養父ドンチョルが亡くなった後、養母ソ・ヤンジャ(イム・イェジン)と義妹キム・ミラン(ナ・ヘミ)に家を追い出される。
ドランは、大学院を諦め「ボム&フード」に就職し、会長の長男ワン・デリュク(イ・ジャンウ)と出会う。偶然彼の認知症の祖母パク・クムピョンに気に入られ、ドランが会長宅に出入りする内に2人は・・・。
その家でカン運転手として働くヨンフンは、実娘ドランを見かけて陰で見守ることに。
(2019.そら豆)
感想
「いとしのソヨン」の視聴率を超え、過去6年間の地上波ドラマ最高視聴率まで獲得!韓国で、もの凄い人気だったホームドラマです。
正直には言いにくいのですが、イ・ジャンウ、ユイが苦手でチェ・スジョンも別に…の私は、期待せず観たけど、それ以下でした(この豆正直すぎ!(;'∀'))上流財閥一家 、上中流家族、下層家族、ほぼこの3軒しか出てこない『世間狭い系韓ドラ』。普通によくある設定のホームドラマです。
韓国人はホームドラマがお好き。そら豆はホームドラマが苦手。嵌れなかったのは私だけか?
でも、「一緒に暮らしましょうか?」「いとしのソヨン」「黄金色の私の人生」は、そら豆、絶賛高評価
<( ̄^ ̄)>←正直者だぞ。ホームドラマだから評価4(満点は7)なのではなく、理由があります。
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評価★4まあまあ面白かった の理由
1. キャストがほぼ全員苦手
これは私の好みの問題なので仕方ないですね(^^;
2. 「これは違うでしょ」
ドラマで何度も、いろんな人の口からこのセリフが出てきます。他人の意見を尊重しない脚本、ギャーギャー怒鳴る演出に辟易。
3. 情に欠ける人物設定
俗物は正直だし人間くさくて好きなのですが。俗物を通り越し寄生虫みたく浅ましいドランの養母にはうんざり。情があったりなかったりで、よく分からん。他の人物も、豹変して態度が変わったりで無慈悲。
4. 言葉の不誠実さ
「もう金輪際会わないから!」と言いながら、またすぐにだらだら会ったりする。それなら、何故そんなセリフ言うんだ・・・。
5. ストーリーがつまらない
長編だから、途中内容の反復が散見され、飽きる。あまり斬新さがなく先が読める。
6. デリュク(イ・ジャンウ)の祖母の認知症
認知症ではなく解離性同一性障害では?正常な時とは完全に別人格。
認知症・・・体験そのものの記憶がすっぽりと抜ける。日付、場所、名前が分からない、行動が段取りよく出来ない。
解離性同一性障害・・・記憶、意識、人格の連続性に障害が生じ、意識、記憶に欠損あり、人格の交代あり。
この祖母は後者、チソンの韓ドラ「キルミー・ヒールミー」の多重人格の人格交代と同じような症状でした。祖母役は演技の上手い素敵な女優さんでしたが、いくらドラマでも嘘くさく見えました。
そして、タイトル「たった一人の私の味方」の私は、ユイのことではなく実父役チェ・スジョンのことらしく。1人も味方がいないおっさんは世の中にごまんといるし、内容にも合ってない気が・・・。
「いとしのソヨン」を含め、いろんな韓ドラの融合版みたいにも見え、他にも、そんなバカなって大金の扱い方が気になりました。
キャストについてあれこれ
ワン・デリュク役のイ・ジャンウ
「栄光のジェイン(★4)」「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋の始まり(★3)」で、この人私の好みじゃないなーと思っていたので、このドラマでも最初から全く萌えなかった。
役のデリュクは、米国留学でMBAも取得したエリート。父親が経営する会社でも、その経営手腕を誰もが認める本部長。良い役なんだけどなー。
キム・ドラン役のユイ
ユイも以前から苦手で(^^;ゴメン。「善徳女王(★7)」「美男ですね(★7)」は好きだったのに、ユイが主演で嵌ったドラマ、私はまだありません。「契約主夫殿オ・ジャクトゥ(★5)」「烏鵲橋[オジャッキョ]の兄弟たち(★2)」「マンホール(★4)」「上流社会(★4)」ユイじゃなかったら嵌ってたのかな?
凄く痩せて華奢[キャシャ]になり顔も違う?(整形ではない)←調べた。それもあり、以前より演技に悲壮感が増していました。
ドラン父カン・スイル/キム・ヨンフン役のチェ・スジョン
「海神(ヘシン)」の主役だったあの人!!と思ったのですが。私はこの俳優さんで嵌ったドラマが過去になく。流石ベテラン俳優で演技上手い!!けど...
「いとしのソヨン」父役チョン・ホジンの慈愛に満ちた演技の方が良かったかな、と思い出しました。
他のキャスト
ドランの養母、ソ・ヤンジャは寄生虫。
デリュクの母、オ・ウニョンは子どもっぽくて我儘。
チャン・ダヤ(ユン・ジニ)は、自分以外は全員敵で攻撃的。
ダヤの母親のナ・ホンシル(イ・ヘスク)もキツイ性格。
総じて皆が意地悪(-"-)
そんな中見つけた愛らしい3人のキャスト
1.キム・ミラン(ナ・ヘミ)・・・神話[シンファ] エリックの奥さん!顔がとっても綺麗。役はドランの義妹ですが、実母に似ず常識的で性格も可愛い♪
2.チャン・ゴレ(パク・ソンフン)・・・このドラマで一番カッコ良い(豆の好みはこちら)。嫌味なダヤの兄なのに性格も良く、歯科医姿が最高素敵で萌え萌え♪
3.ナ・ホンジュ(チン・ギヨン)・・・ゴレとダヤの叔母さん。役の女性陣の中で、ヒロインを除いて唯一性格が良くブレない。お金持ち♪
※ 画像一番下が、1.ミランと2.歯医者のゴレ
OSTだけは
このドラマ、OSTは良かった(バカ正直)。どの曲も穏やかな音色で、聴き入ってしまいます。★3ではなく★4なのはOSTが良かったから。
序盤の内容の動画↓で、特にネタバレはありません
「私たち結婚しました(ウギョル)」でイ・ジャンウの歌声を聴いた時、俳優より歌手の方が向いてるんじゃ・・・と思いました。そのイ・ジャンウの歌声もOSTに入ってます。
名曲とまでは言いませんが1曲1曲、美しく素敵な曲です♪
たった一人の私の味方 OST (KBS TVドラマ) (3CD)
最後に 注目俳優
イ・ジャンウが好みじゃないなら、そら豆の好みは誰なんだって?
それは後日特集を組むとして。(何も特集まで組まなくても・・・)
※後日組んだ特集↓↓↓
後半、俳優グループOne O One[ワンオーワン]メンバーで元モデルのソン・ ウォンソクが出演(豆好み?)されていました。
出典 www.stardailynews.co.kr
※ソン・ ウォンソクは画像右下
身長187㎝、兵役済、31歳 (・・・詳しいな)。
文句ばかり書きましたが、彼(と歯医者)出演時は楽しく観ました。感じのよい演技とビジュアルに、好きな俳優仲間入り。ご視聴される皆さま、登場をお楽しみに~(^^♪
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