2022年 SBS演技大賞 でキム・ナムギルが👑大賞 を受賞した注目作 ノンフィクションエッセイが原作の 韓国初プロファイラーたちが悪人に立ち向かう刑事ドラマ
出典 SBS 「悪の心を読む者たち」 公式
演出 パク・ボラム 「熱血司祭」,「ペントハウス」←(共同) 新人
脚本 ソル・イナ 新人
原作:Web小説「悪の心を読む者たち」 コ・ナム,クォン・イルヨン←韓国初のプロファイラー
悪の心を読む者たち (全12話)
★★★★★★☆ 星6つ
韓国放送 2022年1~3月 間に北京冬季オリンピックで2部構成 SBS
韓国語表記 악의 마음을 읽는 자들
英語表記 Through The Darkness
視聴方法 Lemino
スポンサーリンク
ネタバレなし(犯人がネタバレではないドラマです)
あらすじ
性犯罪事件が多発した1998年、恋人殺害容疑で青年がタイホされたが冤罪だった。その事件をきっかけに翌年、警察内で韓国初の犯罪心理専門チームが発足する。
繊細な洞察力を買われたソン・ハヨン(キム・ナムギル)が、 犯罪行動分析チーム 初のプロファイラーに抜擢された。
(2023.そら豆)
感想・レビュー
悪の心が多すぎるっ ( ŐдŐ) ᵞᵉᵅᑋ!
重いけど無駄に暗くなく (決して明るくはない) 。面白いと聞いていたが、これは...没入感が すごい。ストーリーの流れがリアルな上、刑事も犯罪者も演技がうまく全員が完全に役に溶けこんでいる。
とりあえず 内容が深すぎて・・・
メンタルやられます( ;´ㅂ`)
しかも、犯人が 視聴者に犯罪を犯した心理を それは それは ていねーい に説明。殺人詳細映像&臨場感で まいった。視聴後 私は、
どーーーんと盛大に落ちこんだわ。
ロマンスが入るスキ? (ヾノ・∀・`)ナイナイ
ひたすら犯罪&殺人心理。
それだけでなく、刑事たちの『犯人を逮捕できれば救えた命だったのに・・・』という、やるせなさ まで、心理描写がつらすぎる。それが更に没入感を高めて
病みの極み。
ここまで犯罪に特化されると、私には重すぎた。ただ、ジャンルものが好きな人には たまらない。作品性・完成度が高く 退屈な間がない。2日間でイッキ見、そら豆モード※←(寝落ち) なし。この内容で寝なかった自分をほめてあげたい。(いつも寝すぎなのである) ※すまいるずさん命名
プロファイラーは、悪人との心理戦。感情を抑えてひたすら冷静に誘導する…めっちゃストレス溜まるよこの職業。今回は、韓ドラ特有の無能な警察官ではなく👮♂️🚔 時々やらかしても、基本できる刑事たちなのがカッコよかった。
原作が実話 視聴率は?
原作がノンフィクションエッセイ
いくらなんでもリアルすぎない?と思ったら、原作がノンフィクションエッセイ。著者ガチの前職 韓国初プロファイラー(有名)。その視点で書かれた実話でした。
どこが実話かというと・・・
- 犯罪者は全員実在の人物(仮名)
- 事件・犯人の外見やセリフもそのまま
- 犯罪者の家に貼ってあった新聞写真
- 事件当日の天気も同じ条件にした
- 出てきた犬は犬種まで同じ
ゾッとするリアリティ。画像の男性が↘︎ 今作のハヨン モデルで元韓国初プロファイラー。そしてドラマの原作者。
出典 韓国 「悪の心を読む者たち」を見逃したことを後悔している 「クォン・イルヨン、キム・ナムギルの悪の心を読む」YouTube放送 コミュニティ<<記事本文 - 韓国講師新聞 (lecturernews.com)
主演俳優キム・ナムギル↑&
元プロファイラークォン・イルヨン作家↑(57歳)。
ドラマは1998年から始まり、携帯がガラケーで髪型もちょっとノスタルジック。プロファイラーなにそれ~?からの、刑事たちに浸透していく過程。年々、科学捜査の水準があがっていくのも面白かったです。
秩序型・・・几帳面、犯行計画を練る、人格障害あり
無秩序型・・・妄想など無計画に犯罪を犯す
こんな犯人のカテゴリ分け。生育歴が同じでも普通に生きられる人と犯罪者になる人はなにがちがうのか?などの研究も興味深い。
それにしても、最近観る 韓国ドラマ&映画に、凶悪犯罪の実話が多すぎ。近年、こんな事件がない日本はやっぱり平和なんだなと思いました。
視聴率
韓国視聴率平均7.1%で最高8.3%(9話)。
視聴率が良かったとは言えないのに大賞を受賞した キム・ナムギル 素晴らしい。それに、韓国でも作品自体が高品質との評価。演技派の役者たちと、新人スタッフの快挙。
OST
ひたすら病みを描いたドラマにピッタリの曲。
OSTのセンスも良い(けど暗いよー)。
序盤の映像のみでネタバレなし ※この動画は3′30です
キャスト
※青が演じた役者で年齢はドラマ公開当時
主要キャスト
ソン・ハヨン ↙︎
東部警察署強力係 巡査部長→ソウル地方検察庁 犯罪行動分析チームプロファイラー
- 母親 パク・ヨンシン(キム・ヘオク)・・・夫は他界
キム・ナムギル 年齢41歳、身長184㎝
冷静な情熱を感じる演技。私は彼の活劇が好きなのに「アイランド」といい最近暗い役が続くね。
出演作品 「赤と黒」,「サメ」,「善徳女王」,「医心伝心」,「熱血司祭」,「アイランド」,
クク・ヨンス↓
鑑識係長→東部警察署強力係の巡査部長→現犯罪行動分析チームのチーム長
チン・ソンギュ 年齢44歳、身長177㎝
この役にピッタリの人をよく見つけてきたわ。
出演作品 「医心伝心」,「無法弁護士」,「キングダム」,「ワンザウーマン」,「カジノ」,
チョン・ウジュ↘︎
犯罪行動分析チームの統計分析官
リョウン 年齢23歳、身長181㎝
彼1人だけが 若くてかわいかった
出演作品 「ドクタープリズナー」,「リセット」,「人生最高の贈り物」,「18アゲイン」←双子の弟!
出典 SBS 「悪の心を読む者たち」 公式
ユン・テグ↗︎
機動捜査隊強力班チーム長
キム・ソジン 年齢42歳、身長?㎝
現実の女刑事にいそうな、サバサバと色気なしがドラマに合ってた
出演作品 「結婚契約」,「ビジランテ」
その他のキャスト
ホ・ギルピョ↓(キム・ウォネ)・・・機動捜査の刑事
ぺク・ジュンシク↘︎(イ・デヨン)・・・機動捜査隊刑事課長
ナム・イルヨン(チョン・スンウォン)・・・機動捜査隊の刑事
キム・ボンシク(ソ・ドンガブ)・・・機動捜査隊の係長 嫌なやつ…
パク・デウン(チョン・マンシク)・・・警部 自白強要
出典 SBS 「悪の心を読む者たち」 公式
チョ・ガンム↑(オ・スンフン)・・・演技うまい
ヤン・ヨンチョル↗︎(コ・ゴンハン)・・・演技うまい
ウ・ホソン(ナ・チョル 享年36歳)↗︎・・・最後の爽やか犯人役 2023年1月21日体調の悪化で永眠されました。ご冥福をお祈り致します🙇♀️←驚いた💦
シン・ギホ(ハ・ドグォン)・・・ファクト・トゥデイ局長、とくダネを狙う 声がいい
チェ・ユンジ(コン・ソンハ)・・・ファクトトゥデイの記者、ウジュの友人
キャストの感想
全キャストが物語に溶けこむくらいハマリ役。主役のハヨンが全然 笑わないけど。相棒ヨンス役のチン・ソンギュが ふわっとした雰囲気、今作で名を上げましたね。上司2人も温かくてキム・ウォネのお陰で楽しめました。
全12話、だいたい2話に犯人1人のペース。韓国サイトを見ていたら、実際の犯人画像と演じた役者が 見まちがうくらいソックリで、ゾゾッとしました。中でもとくに激似だった最後の犯人役の俳優が、今年亡くなっていたことに衝撃でした😭ヒーン
最後に
ポスターが、ほぼ水墨画。
バディものかと思っていたけど…なんか孤独な話。日本に上陸すると色彩がつきそうで怖い。モノクロの感情に心えぐられるような内容なので、このイメージのままがいいです。
グロさを強調するドラマではなく、あくまで犯罪心理。最初は素人だったのに、だんだん成長していくプロファイラー。逮捕後のインタビュー が見どころ。そこで、視聴者も残忍な犯行をこまかく知ることになります(ちょっと耐えられない…)。”動機のない殺人”の知りたくない動機。
「未成年裁判」と同じく、犯罪者の細かい表情も研究されていて高度。
これもジェンダーレスドラマ(流行りなのかな?)、「女子だから〜」発言はピシッと一喝される。男女関係なく刑事仲間で鍋をつつくシーンは男臭くて好きです。
ショッキングな映像は映さない配慮があっても18禁。残忍な表情と言葉をまき散らす犯罪者リアリティ。
お子さまには見せない方がいい。感性が鋭い人や、グロいのが苦手な人は ちょっとキツいと思います。刑事ものやプロファイラー、サスペンス好きな方には絶賛おすすめします。
参考文献 namu.wiki/w/악의%20마음을%20읽는%20자들
韓国 邪悪な心を読んだ人の実話、クォン・イルヨンプロフィール:ネイバーブログ (naver.com)
★楽天Viki+VPN=広がる韓ドラ視聴(PC操作が得意な人向き)★
スポンサーリンク