韓ドラ そら豆のブログ

韓国ドラマ ブログ / 視聴済み韓国ドラマの感想 あらすじ 評価(星7つ満点) ほぼネタバレなしでご紹介します

韓国ドラマ「輝く星のターミナル(=キツネ嫁星)」感想 キャストが豪華!

仁川国際空港(仁川空港)を管理する公社職員たちの日々を描いたオフィスヒューマンロマンス

イ・ジェフン、チェ・スビン、イ・ドンゴン、ロウンも出演

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出典 SBS公式ポスター

演出 シン・ウチョル「シークレット・ガーデン」「紳士の品格」
脚本 カン・ウンギョン「浪漫ドクターキム・サブ」

原題 キツネ嫁星

輝く星のターミナル(全16話)

★★★★★☆☆  星5

韓国放送 2018年10月〜11月 SBS

韓国語表記 여우각시별

 

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※この記事は2021年2月27日更新されました

ネタバレなし

あらすじ

仁川空港に勤めるハン・ヨルム(チェ・スビン)は、旅客サービスチームへの異動初日から遅刻する。この『熱意はあるけどまぬけな爆弾ヨルム』の指導員に抜擢されたのは、インターン3ヶ月、正式採用1ヶ月の新入イ・スヨン(イ・ジェフン)。

 とてつもなく優秀なスヨンだが、無愛想で社交性ゼロ。空港勤務1年のヨルムは、彼の指導を快く思えず。

 だがヨルムは、採用面接日に行く途中事故に遭った時に、危機一髪命を救ってくれた人がスヨンだったと思い出す。ヨルムは、仕事で行動を共にする内に彼の秘密に気づき、気になる存在になっていく。

その後、2人を含めたチームが第2ターミナル(=T2)へ異動。そこでヨルムが苦手とするソ・イヌ(イ・ドンゴン)と再会。実はイヌは、スヨンの秘密にも関わる人物だった。

(2019.そら豆)

 

感想

見始めてすぐ、キャストの豪華さに火吹きました(そら豆ゴジラ化)。ドラマが進むにつれて、『げっ!この人がこんな役で⁉️』と驚く名俳優、名女優がバンバン出てきます。

子役にナム・ダルム!それにロウンまで!

何なの、このドラマ( ŐдŐ) ᵞᵉᵅᑋ! SBSの本気が伝わります。仁川空港のバックアップ✈️もあったのかしら?

キャストはもちろん、演出、脚本、OSTや音響全般のスタッフもスペシャリスト!細部までの丁寧なつくりが心地良く(私が一睡もしなかった)。なかなか良い作品でした。

ドラマの舞台は、仁川国際空港

12年連続で“世界最高のサービスを提供する空港”に選ばれた世界有数、アジア最大級のハブ空港(乗り継ぎ空港)。正職員は、韓国トップエリートってこと。

でも、ドラマではエリートっぽさが全くなく。接客業に共通する些事やハプニングが描かれ。パイロットやCAは出てこず、空港を守り支える職員の話で。

日本ドラマ「空飛ぶ広報室」を思い出しました。これは日ドラなのに面白かった。韓ドラの方が、モチロンもっと凝ってますが。

★5の理由は、ラストまで観ると巷の噂通り話数不足、あともう2話あればよかったのに。豪華スタッフで良質な作品なのに勿体なかったです。(空港の宣伝ドラマなら、これで完成でいいのか?) 。それと、スヨンの自分に対する偏見が気になりました。

 

旅客サービス業務とは

ドラマに登場する旅客サービスチーム。何それ?と思ったので調べました。

仕事内容は、カウンター・ラウンジ業務、搭乗ゲート・到着業務など。

他部門と連携し迅速な指示や調整をおこなう。

客の安全確保と定時運航に重要な役割をになうコントロール業務。

具体的にドラマでは、空港内の配置物が危険ではないかの確認。顧客の苦情対応、スムーズな空港運営管理、旅客の安全対策がおもな仕事でした。

ヨルムが、ポールやカートをよく運んでたのはそれですね。

 

仁川国際空港のT1、T2

ドラマ序盤ではT1=第1ターミナルが舞台ですが、

キャスト達がT2=第2ターミナルへ異動します。

その違いは、発着する航空会社の組み分け。

T1 第1ターミナル → アシアナ航空、エアソウル 他

T2 第2ターミナル→ 大韓航空、エールフランス 他

 

現実で仁川国際空港にT2がオープンしたのは、

 2018年1月18日

ドラマの放送が

 2018年10月1日

ドラマで撮影された第2ターミナルは、出来たてほやほやだったということですね。つまり、仁川国際空港T2のお披露目宣伝も兼ねたドラマだったのではないかしら。

それを裏付けるかのように空港案内が映しだされ、説明がはいる場面が。

・第1ターミナルから第2ターミナルへの移動には無料循環バス

・フロアには(ホコリ好きな)お掃除ロボット

・セルフチェックイン機器など最新設備完備

・充実のショッピングモール

 ドラマで仁川空港の利便性やキレイな内観が垣間みえて、実際行ってみたくなります。

 

これにラブ、成長、秘密、確執が盛りこまれ。次から次へと空港のハプニング、退屈はしません。

 

「キツネ嫁星」原題タイトルの由来

意味深な原題ですが、視聴後に見ると更に意味不明。敢えてタイトルの由来を挙げるなら、

1.俯瞰すると仁川空港がキツネの形だから

2.ヨルムのお父さんのロマン

毎日、数百もの星が降ってはまた飛んでいく場所をキツネ嫁の星と呼んでいた

 3.『キツネ嫁の星』という居酒屋の名前

 以上、候補はこの3つ。キツネ嫁星=空港 て意味なのか?

 

邦題は「輝く星のターミナル」なんか知らんけど、このドラマに限り、

☆彡祝・邦題勝利

ヾ(≧▽≦)ノ イェイ (そんなに嬉しい?)

 ※参照記事 ↓

www.kd-sora.com

 

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キャスト 

※画像左からご紹介♪

主要キャスト

イ・スヨン役 イ・ジェフン

KAIST卒(←韓国科学技術院、超エリート!)、TOEIC満点の秀才。正式入社1ヶ月の新入社員だが、無愛想すぎて有名、社交性ナシ。子供を助けた一件で一躍空港職員の人気者に。理由は伏せますが、強力な磁場を持つ男です。本人は、あまり目立ちたくないけど・・・。

イ・ジェフンはとにかく気になる俳優で。真面目な演技に惹かれ、いつも集中視聴してしまいます。彼が無線機を持つだけで心がザワつきました。ところで、そろそろ髪型を変えたらどうかな…。

出演作品「シグナル」「明日、キミと」「秘密の扉」

 

ハン・ヨルム役 チェ・スビン

地方大学卒、父親から羅針盤を贈られた方向音痴。仁川空港に3年越しで熱意を買われ運良く入社。勤続1年経つが、問題を起こして交通チームから旅客サービスチームへ異動となる。動くと騒ぎになるトラブルメーカー。

 チェ・スビンが「ロボットじゃない~君に夢中」の次にこの役のチョイスは◎ピュアでキュートな女優で好感持てます。

出演作品「ロボットじゃない」「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン」「雲が描いた月明かり」

 

ソ・イヌ役 イ・ドンゴン

旅客サービス運営企画チーム長。『過去に何かあったんですか?』と思わせる人物。

 イ・ドンゴンは本当にこういうクセモノ役がよく似合うわー(褒めてるつもり)。

出演作品「七日の王妃」「月桂樹洋服店の紳士たち」「ただひとつの愛」

 

ヤン・ソグン役 キム・ジス

旅客サービスチーム長で、『空港の魔女』と言われる実力主義の上司。美女役のイメージでしたが、今回は上司役。

 ∑(゚Д゚)キム・ジスまで出てるよ!って思った。

出演作品「花遊記《ファユギ》」「花郎〈ファラン〉」「記憶~愛する人へ」

 

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出典 https://namu.wiki

 

コ・ウンソプ役 ロウン/SF9(エスエフナイン) 

係留場運営チーム職員、ヨルムの同期。身長189cmの長身美男。パク・テヒ(キム・ウォネ)が上司。感じのよい青年役で、素敵でしたよ♡

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出典 SF9 ロウン、ドラマ「輝く星のターミナル」放送終了の感想を伝える“大切で感謝した記憶” - Kstyle

 

コン・スンチョル役 アン・サンウ

旅客サービスチーム課長で、コン課長と呼ばれている。「痛快TVスカッとジャパン(フジテレビ)」のイラッとする上司、最初は、あのイヤミ課長みたいで笑えます。ヨルムを目のかたきにしている、お調子者。

 

保安チーム

オ・デギ役 キム・ギョンナム

ナ・ヨンジュ役 イ・スギョン

2人とも制服が似合っていて、この制服がまたイイ。この2人の恋の行方も気になる要素です。制服と普段着とのギャップ萌え~がかわいい♡

キム・ギョンナム出演作品「ここに来て抱きしめて」←あの不良お兄ちゃん役

イ・スギョン出演作品「恋のスケッチ~応答せよ1988」

 

T2 特別運営本部 チーム長たち

それぞれが個性的で魅力的♪

・旅客サービスチーム長 ヤン・ソグン(キム・ジス)

・保安チーム長 チェ・ムジャ(イ・ソンウク)

・交通チーム長 イ・ウテク(チョン・ジェソン)

・商業施設チーム ホ・ヨンラン(ホン・ジミン)

 

その他脇役俳優も凄い

ヨルムの父親役にチェ・ウォニョン、母親役にキム・ヨジンとか。保安の上司にキム・ウォネまで。ベテラン演技派が気前よくチョイ役で出演。韓ドラのガチファンなら、なんなのこのドラマは?

(*'ω'*)ゴーカ!ってなると思う。

 

最後に

「お客様にサービスは

提供しますが、

服従する気はありません」

というセリフがあり。格好いいな…と胸に響いた作品です。

空港だろうが客商売には違いなく。顧客を怒らせないように…などと上層部は気を遣いますが、実際、対応をするのは下っ端。

顧客の過剰なサービス要求や高圧な態度に、毅然とした対応をするのが人の成長であり、企業の成長なのだと思いました。

他にも、他人の視線ばかり気にせず、意思表示しなさい。自分の考え方を確立しなさい、などが込められたセリフの数々。

いろんなメッセージが、星のように散りばめられた素敵なドラマでした。

 

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