作家に向き合い本を製作する編集社員の熱意をえがく
出版社を舞台にしたイ・ジョンソク主演のラブコメディ
出典 韓国サイトbrunch.co.kr
出典 韓国サイト mnc.asiae.co.kr
演出イ・ジョンヒョ 「愛の不時着」「魔女の恋愛」「ロマンスが必要2」
脚本チョン・ヒョンジョン「ロマンスが必要3・1・2」「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人!?」
ロマンスは別冊付録 (全16話)
★★★★★★☆ 星6つ
韓国放送 2019年 1月~3月 tvN
韓国語表記 로맨스는 별책부록
視聴方法 Netflix
※この記事は2021年2月17日更新されました
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序盤のネタバレあり 中盤以降はなし
あらすじ
名門大学を卒業し広告代理店の名コピーライターで活躍したカン・ダニ(イ・ナヨン)は結婚、専業主婦、娘ジョヒにもめぐまれ順風満帆な人生。しかし結婚から11年後、ダニ37歳で離婚。
ダニは、留学中の娘への仕送りで貧困にあえぎつつ就活するが高学歴の中年女性を採用する企業はなかった。仕方なく弟分ウノの部屋を掃除して日銭を稼ぎ、彼の家でこっそり間借りする。
一方、チャ・ウノ(イ・ジョンソク)は32歳の若さで大学教授、キョル出版社の編集長で人気小説家。才能のかたまりで最高のイケメン。ダニは彼にとって姉以上の存在。
ある日、ダニがウノの家でキョル出版社の新人採用募集のチラシを見つける。
・雑用係・採用条件“学歴不問”←高卒と偽って応募
採用面接からダニの逆学歴詐称(?)や離婚して帰る家もないと知って驚くウノ。同僚になったダニがウノの家でそのまま同居生活を送ることに。
一方、ダニが困った時に現れる近所に住むチ・ソジュン(ウィ・ハジュン)の存在が、ウノは気になって仕方ない。
(2020.そら豆)
感想
主役2人が鬼お似合い (……ダジャレ?)
イ・ジョンソク×イ・ナヨンのビジュアルとケミが最高チェゴ。
圧倒的な小顔と抜群なスタイルを誇る2人が並べばCMモデルの撮影かってくらい美しく。他キャストやファッションも素敵、全体的にシックなドラマです。
それでいて、登場人物に人間味がありきちんとキャラが立っていて。丁寧に描かれた感情の動きと表情や行動がマッチし、無理のない展開で見やすかった。
ストーリーは出版社に勤める人たちが真面目に仕事にうちこむ日常。1冊の書籍にかける社員の情熱と費やす時間の重さで、本の価値が上がる。知性や品性を感じる良質なドラマで、無性に本が読みたくなります。
ところで、「学歴学歴」とうるさい韓国。有名大卒では中途採用されなかったダニが、高卒と詐称すれば就職できたのには驚きました。確かに自分の職場に置き換えて考えてみても、高スペックな女性が中途採用されたら上司はあつかいにくいだろうな…。雑用もたのめないし^_^;
ダニのように家で埋没しがちな専業主婦も才能ある人材。社会復帰のタイミングで再雇用のチャンスが必要ですね。日韓ともに実際ありそうな話、よい人材がもったいない。そういう問題提起ドラマでもありました。
タイトルについて
演出家・脚本家があの韓国ドラマ有名シリーズ「ロマンスが必要」。それを匂わせる場面があり、他のイ・ジョンソク出演作品を彷彿とさせるシーンなどちょっとした仕掛けが楽しめました。
「ロマンスが必要 4」とは謳っていませんが、タイトルに「ロマンス」がふくまれ。スタッフがファンへ贈る「ロマンスシリーズ 別冊付録」という意味にも受けとれます。放送局が「ロマンスが必要」1・2・3と同じくtvN。視聴後に意味深なタイトルだと気づきました。
「ロマンスが必要」シリーズの評価、そら豆は全て★5。一番好みは「ロマンスが必要2」。このドラマは、その2の監督が制作しています。
※参照記事・・・「ロマンスが必要 2」,「抱きしめたい~ロマンスが必要 3」
別冊なので←(そら豆の思い込み?)本流シリーズほど恋愛は濃厚ではありませんが、出版社の仕事により特化した内容で。“真面目に仕事している系ドラマ”なのがツボでした。
※真面目に仕事しない系ドラマはこちら→「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」
それだけではなく、他人の感情に共感してそばに寄り添うことの難しさ。軽率な行動や言葉で人がどれだけ傷つくかなど、言葉が持つ力もテーマの1つに感じ。
美しい文章が詰まった本が寄り添えば人生が少し温かくなる、そんな意味も込められたドラマでした。
キョル出版社
舞台となるのは、キョル出版社。キョル=負けずに生きろという意味で、くじけそうなダニには最適な会社です。創業メンバーは以下の5人。
代表キム・ジェミン、統括理事コ・ユソン、編集長チャ・ウノ、編集チーム長ホン・ジホン、マーケティングチーム長ソ・ヨンア。
2人→5人から始まった弱小出版社が今では160人の社員を抱える大手出版社に。会社が急成長したのはカン・ビョンジュン作家の作品をキョル出版へ版権移転してから。その理由などは封印され謎。
編集長チャ・ウノ(イ・ジョンソク)が執筆する小説の売り上げもかなり会社に貢献しています。
読み応えのある本を1人でも多くの読者に届けたい真摯な社員と、商売人である代表とのせめぎ合い。会社には双方の思考が必要なので、バランスの良い会社です。
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キャスト
※2020年現在の身長と実年齢
主要メンバー4人
↓イ・ジョンソクが演じる チャ・ウノ
韓国大学教授 兼 文芸創作部、小説家、キョル出版社の編集長 序列3位。32歳の若さで、いくつもの肩書をもつ最高の美男でモテる。
本が好きなダニの影響で作家の道へ。姉のように慕う彼女の結婚は複雑、しあわせを願うのみ…。
身長185cm、年齢30歳
イ・ジョンソクは、「あなたが眠っている間に」と同じく相変わらずの演技。
色白な小顔スタイルは健在、ビジュアル最高。
白いコートを着た彼はもはや人とは思えない美貌で漫画みたい、そこは「W」を思い出しました。
彼が理想のタイプはイ・ナヨンと公言していたのでこの共演は注目です。(その結果が鬼お似合い)
出演作品「あなたが眠っている間に」「ピノキオ」「君の声が聞こえる」
イ・ナヨンが演じる カン・ダニ↓
延世大学卒業後、名コピーライターとして活躍し数々の受賞歴を持つ高スペック。
専業主婦7年間、37歳。華麗な経歴の壁で、採用不合格の嵐。仕方なく高卒といつわりキョル出版社の業務支援チーム契約社員に。
普段は周囲に溶けこみ目立たないが、いないと不在が目立つ女性。
・ダニの元夫 ホン・ドンミン (オ・ウシク)40歳
・ダニの娘 ホン・ジェヒ(イ・ジウォン)12歳←扱いが小さかった
身長170cm、年齢41歳
イ・ナヨンは、2015年俳優ウォンビンと結婚し男児出産。元モデルで、趣味は映画鑑賞、自転車、数学、読書。9年ぶりのドラマ復帰。
超美魔女…こんなに綺麗で可愛い41歳が地球上に存在するのか…と思うほどの美貌と若さ。私はこの作品でファンに。角度・表情も全てが美しく演技も自然。…ウォンビンは幸せですねー。
日本の女優、柴咲コウに似ていない?
出演作品「アイルランド」「逃亡者 PLAN.B」
出典 韓国サイトm.post.naver.com
↑チョン・ユジンが演じる ソン・ヘリン(ソン代理)
キョル出版 編集チーム代理29歳 序列上昇中
入社3年目にして超高速で代理に昇進した氷の魔女No.2。
ウィ・ハジュンが演じる チ・ソジュン↑
ウォルミョンの専属のブックデザイナー29歳。本の表紙デザイン人気作家。
何度か偶然出会うダニと親しくなる。チャ・ウノ宅のご近所。
キョル出版の社員たち
キム・テウが演じる キム・ジェミン
キョル出版の創業者で代表44歳 序列1位
10年前2人娘を残し愛妻が亡くなったのがきっかけでキョル出版を創立。今や出版業界5位。経費にうるさい商売人。
キム・ユミが演じる コ・ユソン
統括理事、マーケティング担当出身 序列2位
美貌の独身女性40歳、氷の魔女No.1。
家もお金も美貌もあるのに、恋人や友達が1人もいない。
実41歳←イ・ナヨンと同い年Σ(゚Д゚)!?ヒー
チョ・ハンチョルが演じる ホン・ジホン
コンテンツ開発部編集チーム長 序列3位
メガネをかけている45歳。詩を愛するロマン編集者。
詩人の味方をしても「今時、詩集は売れない」と代表に製作を却下される。
キム・ソニョンが演じる ソ・ヨンア
コンテンツ開発部マーケティングチーム長 序列3位。
男児を育てるワーキングママ37歳。
温かくサバサバとした好意的な性格。
その他 キョル出版新入 カン・ダニの同期
オ・ジユル(パク・ギュヨン)は、コンテンツ開発部編集チーム新入社員で27歳。江南不動産財閥の一人娘でママガール(=マザコン)。
パク・フン(カン・ギドゥン)は、コンテンツ開発部マーケティングチーム新入社員で27歳。父親は教頭先生、姉が3人いるお喋り男子。
※キャストは端役に至るまで嫌みのない良い人ばかりでした。
OST
特筆するほど感銘は受けませんでしたが、本を読みながら聴きたい静かな曲ばかり。その中でも唯一明るいこちらの曲が可愛かったです。
動画も序盤のみでネタバレなし
[MV] Rothy(로시) _ Rainbow(레인보우) (Romance is a Bonus Book(로맨스는 별책부록) OST Part.2)
最後に
視聴後、本を手元に届けてくれる出版社の方々に敬意がこみ上げました。
K-POP、ドラマ、バラエティで韓国の高度なエンタメだけでなく、文学も優れている韓国。そんな背景も知って観ると面白さが増すと思います。
★6 最高に面白かった
キャストとストーリーが好みで、3日間で一気観しました。読書が好きな人にはたまらない心に残る作品。
私の韓流仲間はこのドラマを「フワっと優しいドラマ」と表現していました。
イ・ジョンソクが必要
「ロマンスが必要」と掛けたのですが、イ・ジョンソクの容姿が現実逃避へと導いてくれます。やはり、イ・ジョンソクあっての★6評価。
ドラマの内容が面白かったし、本が題材となると熱く語るそら豆、過去記事最高の4,500文字…。
長い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。
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