韓ドラ そら豆のブログ

韓国ドラマ ブログ / 視聴済み韓国ドラマの感想 あらすじ 評価(星7つ満点) ほぼネタバレなしでご紹介します

韓国ドラマ 「王は愛する」 感想 美形キャストが多数

イム・シワンとユナ(少女時代)共演のラブロマンス時代劇

高貴な男2人と出会った女性の正体は?

主従関係にあった友情が恋愛でどう変わるのか・・・

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出典 MBC公式ポスター

演出  キム・サンヒョプ 「トンイ」,「華麗なる誘惑」,「偶然見つけたハル」
脚本  ソン・ジナ 「シンイ-信義-」,「太王四神記」,「ヒーラー」
原作  キム・イリョン 著 / 同名小説 

王は愛する  (全20話)

★★★★★☆☆ 星5つ

韓国放送 2017年7月〜9月 MBC(事前制作)

韓国語表記 왕은 사랑한다

視聴方法 Netflix (2021年9月現在.動画配信)

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ネタバレなしのつもり

あらすじ

第25代高麗王忠烈王(チョン・ボソク)の時代、息子のワン・ウォン(ナム・ダルム)は頭脳明晰の美しい世子。

だが、母親が元のフビライ王の娘元成公主。高麗の純血を求める臣下たちから疎まれるウォンは、敵視されないよう風来坊であることを周囲に印象づける。

そんなウォンの唯一の友が王族のワン・リン(ユン・チャンヨン)。護衛であり配下として、常に行動を共に。ある日、2人は豪商ウン・ヨンベクの妻殺害現場を目撃する。ワン・ジョンの策略で母親を亡くし、侍女のピヨンが顔に負傷したウン・サン(イ・ソヨン)に(侍女だと誤解して)、ウォンは母親の遺言を伝える。

7年後、世子のワン・ウォン(イム・シワン)とワン・リン(ホン・ジョンヒョン)は、身分をかくして賢者のイ・スンヒュに会いに行き。そこで美しく成長したウン・サン(ユナ)と再会する。

 

感想  美形キャストが多数

こんなに面白いのなら、もっと早く観ればよかった~と思うくらいハマりました。

美形キャストが多数!

前半では、わーい🙌悪役までイケメン〜✨と喜んでいたのですが。途中からは、このストーリーはどこへ向かってるの?と興味が湧いてきて全話イッキ見。ありきたりじゃない展開だから先が読めなくて。

とにかくヒロインの心がハッキリせずよく分からない。

韓国ドラマ「男が愛する時」のミドみたいな(例えが古い…)。

古代小説「源氏物語」の浮舟のような(いや、もっと古い…)。

※参照記事・・・韓ドラと源氏物語の共通点 - 韓ドラ そら豆のブログ

評価は★5か★6かで迷いましたが。『はっきりしなさいよヒロインっ!』というくすぶる思いがそら豆を終始苦しめたので★5としました(仕返し?)。

でも、美男美女がワラワラ出てくるのは

Σd(≧∀≦*)ナイス!時代劇で。

そら豆まだ1回も寝ないでラストまで頑張れるんだ!と再確認できました。(誰をほめてるんだ) 

世子ワン・ウォン役を演じた

イム・シワンが、王っていうか、世子なんですが…背も低いしおちょぼ口で可愛らしい感じ。とにかく威厳がなくて、私が視聴した韓ドラ史上最も軽く貫禄のない世子だったと思います。「ミセン〜未生〜」は抜群に良かったのですが、なんか彼は(貫禄がないから?)恋愛ドラマに向かないですよね。萌えない・・・(ごめんね)。

でも、ハチマキが超似合う。前から『おでこ出さない方がイケメンだよシワンくん』と思っていたので、高麗の衣装が似合っていて美しかったー。肩に模様が入った世子の衣装もカッコよかったです。

彼が軽い時代劇にしちゃってますが、ストーリーは結構しっかりしていました。

元と高麗のハーフなわけですよ、この軽い世子が。高麗人から見たら生粋の高麗っ子ではなく。蒙古か高麗かどっちの味方なんだよってなる。でも、皇帝の孫だから、父親の王様ですら蔑[ナイガシ]ろにはできないほど世子には権力があって。いろんな人に疎まれるっていう設定が面白かったです。

だからこんな浮き世離れしたハーフらしく軽い感じに育っちゃったんだね~と変な説得力もありました。

 

ただ、一番目立っていたのはワン・リン役の

ホン・ジョンヒョン

身長が高く高麗衣装のモデルさんですか?って着こなし。品位があるイケメンで。そりゃ女性視聴者は彼が気になりますよね。私もリン派なんですが。ヒロインをサッと助けて消えるあたりは謎の貴公子で素敵!

更に、悪役も美形ぞろい。刺客のムソクがイケメすぎる(画像はキャスト紹介にあり)。黒い人だからフクメンをしているのですが、フクメンを外すと一時停止でカッコイイ~と見つめました。そんな見方しているから、結局ムソクが悪人なのかなんなのかよく分からなかったです。

悪人がなかなか悪いやつらで、巧妙な罠でひっかけたり、言葉巧みにあれこれ吹き込んだり、陥れたり。

そんなしっかりとしたストーリー、演技上手い(美形)キャストがそろっていて、とても見やすい時代劇だと思いました。

 

主従関係の友情が恋愛に傾くとき

世子のワン・ウォン(イム・シワン)と、王族のワン・リン(ホン・ジョンヒョン)は親友ですが。ウォンは将来の王だから、リンは常に一歩下がり護衛もかねて同行している関係。

ウォンはって言ってますが、対等じゃない主従関係にある2人。これ、恋愛はどうなるんだろうと興味深く見守りました。

問題は、少女時代ユナが演じる

ヒロインのウン・サン。

とても美しく可愛らしいけど、このお嬢さんの心がわからず、ちんぷんかんぷん?

中盤まで見ても、後半に突入しても・・・。私が鈍いから乙女心が理解できない?いや、もしかして、ウン・サンも自分の心が迷走中なんじゃ…と途中から疑いの目で見ていました。

三角関係で3人の固い絆がどう揺らぐのか、特に恋愛が青年2人の友情に与える影響が見どころになっています。

 

時代背景 実在の人物

第25代高麗王忠烈王

1260年に世子となり、1271年6月に元に婚姻の許諾を得て、クビライの公主忽都魯掲里迷失(クトゥルク=ケルミシュ)[1]を娶り、翌年に帰国。再び元に戻り、元宗死後に再び帰国し、王位についた。

忠烈王 - Wikipedia

ドラマでも忠烈王は元の公主を娶りその息子がワン・ウォンでしたから、その設定だけは史実通りです。

チョン・ボソクが忠烈王を演じ、物語りを引っ張り上質に仕上げました。でも彼は主役を食ったりはしない、凄い役者。

子どもたち(史実)

長男→出家し僧侶となる。
次男→母は貞信府主
三男→母は荘穆王后→忠宣王 
四男→母は荘穆王后→早世
長女→母は貞信府主→高麗王族 に嫁ぐ
次女→母は貞信府主→高麗王族に嫁ぐ
三女→母は荘穆王后→早世

世子ワン・ウォンは、史実では忠烈王の三男で元の宮廷で育った忠宣王で実在の人物です。ドラマに史実も少しは入っていますが、本当はもっと兄弟が多かったことが分かりますね。

 

原作小説がある

韓国の小説で、キム・イリョン作家の初めての執筆作品が原作。

原作が小説だと、ドラマ化されても筋がしっかりしていますね。


王は愛する(上)

「成均館儒生たちの日々」と同じ佐島顕子作家が翻訳されてますから、これは是非読みたいです。

上中下3冊セットなので、長編。

原作小説の方が広大で、刺客のムソクの恋愛まで色濃く描かれているそうで。ムソクは無駄にイケメンじゃなかったもよう…そこだけでも読みたいっ。(イケメンなら刺客でもいいのね)

 

キャスト

そら豆好みの美形がわらわら〜

年齢はドラマ公開当時

主要キャスト

ワン・ウォン(ハンチョン)

高麗の世子、高麗王と元の公主の息子

イム・シワン/ZE:A 年齢28歳、身長173㎝

威厳や迫力はないけど、風来坊っぽい世子役に合っていました

出演作品 「太陽を抱く月」,「ミセン〜未生〜」,「それでも僕らは走り続ける」

 

ワン・リン(スイン)
王族ワン・ヨの次男、世子の護衛&友人

ホン・ジョンヒョン 年齢26歳、身長182㎝

最初は好みじゃなかったのですが、途中からこの人カッコイイな…と思った。 

出演作品 「親愛なる者へ」「麗」←(ワン・ヨ役の!),「絶対彼氏」

 

ウン・サン(ソファ)
高麗一の豪商の一人娘

ユナ/少女時代 年齢26歳、身長167㎝

美形キャスト代表。衣装が素敵ですっごく可愛かったです。演技がとても上達していました。もう大根役者とは言われません。

出演作品 「ラブレイン」「THE K2」

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出典 韓国サイトm.spotvnews.co.kr

左から ワン・リン、ウン・サン、ワン・ウォン

 

王家の人たち

ベテランの役者ばかりで見応えがありました。

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出典 https://namu.wiki

 左から 忠烈王、元成公主、オク・ブヨン(王の愛人)

忠烈王(チョン・ボソク)・・・高麗第25代王でウォンの父、この役で黄金演技賞受賞

元成[ウォンソン]公主(チャン・ヨンナム)・・・王妃でウォンの母、元国皇帝の娘

オク・ブヨン=無比[ムビ](チュ・スヒョン)・・・ソン・インの部下

 

世子のとりまき

美形ぞろいでカッコ良い

f:id:kandsoramame:20210314143458j:image出典 https://namu.wiki

左から チャンイ、チングァン、ワン・ダン

チャンイ(キドフン)・・・ウォンの護衛武士(青)

チングァン(ジェホ)・・・ウォンの護衛武士(赤)

ワン・ダン(パク・ファニ)・・・ワン・リンの妹、世子が好き

 

その他キャスト

ここにも良い役者がそろっています

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出典 https://namu.wiki 

ウン・ヨンベク(イ・ギヨン)・・・ウンサンの父

イ・スンヒュ(オムソヒョプ)・・・ウンサンの師匠

ソン・イン(オ・ミンソク)・・・堂後官[タンフグァン]

ワン・ジョン(ユン・ジョンフン)・・・ワン・リンの兄

ムソク(パク・ヨンウン)・・・ワン・ジョンの配下、イケメン(画像右下)

 

最後に

数年前に序盤だけ見てストップしていたのですが。先日書いた記事↓

【韓国ドラマ】K-POPアイドルの演技力(演技ドル)に驚いたランキングとBTS - 韓ドラ そら豆のブログ

ここに10位イム・シワンと書いて急に「王は愛する」途中までしか見ていなかったぞ…と気になり。視聴し始めたら意外と面白く、よかったです思い出して。

イム・シワン、この世子役難しかったと思うんです。主役だけど脇役のような微妙な立ち位置で・・・。親に対する気持ちも複雑、それを繊細に演じていました。王様役のチョン・ボソクさんはじめベテラン役者勢に食われてはいなかった。やっぱりイム・シワンは演技が上手いなーと改めて思いました。

 

悪役まで美形ぞろいって「シンイ-信義-」かよっ!

軽すぎず重すぎず、笑えない真面目系ロマンスですが。

こういう(美男美女)時代劇好きです、私。

でも、「シンイ-信義-」は★4(ごめん)。

 

ところで、Netflixで「王は愛する」を視聴終了後、自動的に「奇皇后」のの予告編が始まって冷や汗をかき、慌てて予告編を消しました。

なぜなら大変な目に遭ったから。

※参照 「奇皇后」を1週間で全話視聴したら腰を壊しました - 韓ドラ そら豆のブログ

やめてくださいよNetflix様ー。
奇皇后」なんて観始めたらまた身体を壊してしまいます。

ふー、危なかったわー(^_^;

 

参考文献

忠烈王 - Wikipedia

왕은 사랑한다 - 나무위키 (namu.wiki)

 

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