韓ドラ そら豆のブログ

韓国ドラマ ブログ / 視聴済み韓国ドラマの感想 あらすじ 評価(星7つ満点) ほぼネタバレなしでご紹介します

韓国ドラマ 「ナビレラ-それでも蝶は舞う- 」 感想 老いて追うバレエダンサーの夢

ソン・ガン主演 Netflix配信から感動作と話題に!

バレエダンサー候補生の青年と バレエを始めたい老人の 世にも奇妙な師弟愛

f:id:kandsoramame:20210504154045j:image

出典  tvN公式ポスター

演出  ハン・ドンファ 「元カレは天才詐欺師♡~38師機動隊~」
脚本  イ・ウンミ  「愛の迷宮-トンネル-」 
原作  HUN、作画JIMMY WEBTOON「ナビレラ」(デジタルコミック)
制作  スタジオドラゴン

ナビレラ -それでも蝶は舞う- (全12話)

★★★★★★☆ 星6つ

放送期間 2021年3月〜4月 tvN

韓国語表記  나빌레라 

英語表記  Navillera

視聴方法 Netflix

※この記事は2021年5月12日更新されました

スポンサーリンク 

 

ネタバレなし

あらすじ

3人の子どもを育て上げ、郵便配達の公務員を定年退職したシム・ドクチュル(パク・イナン)。今頃になって、長年の夢だったバレエダンサーを目指そうと決意する。←(御年70歳)。

彼がバレエスタジオへ相談した時、期待の新人ダンサー イ・チェロク(ソン・ガン)がスランプだった。コーチは、内面が不安定なチェロクにドクチュルの指導をさせてみようと思いつく。

家族にバレエを反対されるドクチュルと、友人関係などの問題を抱えるチェロク。全く接点のなかった2人が、心を通わせ苦難に向き合い夢を追うことになるのだが…。

(2021.そら豆)

 

感想 老いて追うバレエダンサーの夢

名作です。人の心を打つ人間味あふれるドラマ。

ハラボジとの年齢差を感じさせない温かい交流から、チェロクが流麗に舞うシーンまで。じんわり感動が味わえるヒューマン系でした。映像美にこだわった演出、キャストが最上で。こういうのをサクッと制作する韓国のセンスが私は好きです。

でも、「すごく泣ける」とネットで評判なんですが…私は少し泣けました。←(この人でなし)
※参照記事   「ハイバイ ママ!」

バレエダンサーになりたいという夢を主人公のドクチュルが老いて追う。『舞台に立ちたい上手に踊りたい』というその情熱がけっこう本気で一生懸命。おじいさんがバレエを習い始めるなんて実際は夢物語で。応援せずに恥ずかしがる家族には現実味がありました(まあ、止めるわな)。

そんな頑張るおじいさんを見て登場人物それぞれが、わたしは夢を追えたのか?と考える物語でもあり。70歳から夢に挑戦する彼の前で年齢が言いわけにならないことに気づきます。

本人の意思さえあれば誰でもすぐに夢を追える

目標への道筋で出会う相棒チェロクとの温かく深い絆、心配で助けたくなるキャラ(70歳)をみんなが支えるうちに自身も成長する。過去に勝利し夢につき進む老人ドクチュルは、彼らの道しるべのような存在でした。

 

そら豆も、ドクチュルを最初
すっとぼけたおじいさん!(●´艸`)と笑って見ていたけど、途中からはおじぃ様ファイティーン!と正座で近距離 応援態勢に入りました。枯れまいと力ふりしぼり咲ききろうする花のような姿に胸打たれます。

バレリーノの話と聞いていたわりに華やかさはなく地味で(主役がおじいさんだからね)。「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん」などと比べるとストーリーも普通。つまらないと感じる人もいるかもしれません。感動の名作ですが満点ではなく★6 最高に面白い としたのは、私がもう少し凝ったドラマが好きだから。←(豆が居眠りしてました)

それでもラストまで視聴すれば忘れられない一作になることは間違いないです。なぜなら、ソン・ガンに夢中になるから(おじいさんは!?)。

 「ナビレラ-それでも蝶は舞う- 」 、今回は素敵なタイトルですよね。途中で、
これ『私のおじいさん』だな・・・とダサイ邦題がそら豆の頭に浮かびました(人のこと言えない…)
※参照記事 邦題はダサいけど 観たら面白い 韓国ドラマのランキング

 

ナビレラの意味は?

ナビ(나비)=『蝶』

レラ(레라)=??

詩人チョ・ジフンの造語。

詩人が나빌레라 「ナビレラ」」に込めた意味が、”蝶のよう(に舞う)”ですから途中で切ってはいけない単語ですね。この書き方はそら豆のそらを切るようなもんだな。(ちょっと違う)

今作では夢を蝶に見立てた美しい表現で使われました。

か弱くはかなく羽を広げて宙に飛び立つ蝶のような舞いのシーンが夢の象徴でしたね。

 

ソン・ガンの演舞

驚異の小顔で有名なソン・ガン。長身で姿勢よく、厚い胸板、広い肩幅と長い手足が本物のバレエダンサーのよう。

「父親が機械体操の選手出身、祖父が相撲の選手出身でフィジカルが良い(韓国wiki情報)

とあり、柔軟でポーズがキマルのはお父さんの影響かーと納得。ダンスシーンは芸術の域で、「美しい~!!」といちいち飛び上がりました。バレエ経験なし、練習6ヶ月間でこのクォリティはさすがです。素質なのかな。彼の美しい舞にスタッフも陶然としたという記事を読みました。

f:id:kandsoramame:20210504212302j:image

出典  tvN公式ポスターと撮影画像

原作マンガから出てきたかのようなビジュアルの2人。 

SNSでソン・ガンの美貌をたたえ尊顔[ソンガン]と言われるのも分かります。誰が言い出したのか『ウマイなー♪』とそら豆笑ってそんなツイートを読んでいます。
そして今私は尊顔沼にいる。沼|ω=){アンニョン)

 

OST

盛り上がる感動曲ではなく、静かでじーんとくる音楽が多かった。

この動画にネタバレなし


www.youtube.com 나빌레라 OST Part 1 태민 (TAEMIN) - My Day MV

この曲を歌っていたのはSHINeeのテミンでした、イケメンで素敵!

 

ナビレラの原作はマンガ

韓国の大人気WEBトゥーン※デジタルコミックのこと

10話まで読みました。プロのバレエスタジオでレッスンを受けるおじいさんの立場は研究生で流れはドラマと同じ。原作ファンがドラマを観ても違和感なさそう。セリフもジーンときます。

マンガは三男が放送局で仕事をしていて。ドラマでは無職・・・私この人の生活費が気になって仕方なかった。

それと、ヤン・ホボム(キム・グォン)のキャラが違うと韓国wikiにありました。ドラマはバイオレンス仕立て。

こちら広告ではなく単なるリンク↓ 数話無料で読めます。

piccoma.com

これも面白い!!
そら豆、ピッコマのアプリまで入れてしまったㅎ_ㅎ

 

キャスト

主要人物

イ・チェロク(23歳)↓

才能はあるが芽が出ないバレエダンサー 
13年間サッカー少年→18歳にバレエを始める

  • 父 イ・ムヨン(チョ・ソンハ)・・・刑務所にいた

ソン・ガン 年齢26歳、身長185
ユニタードからしなやかな肉体美がくっきり浮き出て美しいです。ソン・ガンはじめ、韓国は才能あるイケメン俳優が多すぎて大変。
出演作品 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」,「悪魔が君の名前を呼ぶ時」,「Seet Home 」,「恋するアプリ Love Alarm」

 

シム・ドクチュル(70歳)↘

元郵便配達員。妻と同居。子ども3人と孫1人 

パク・インファン 年齢76歳
しゃがれた声と人の良い笑顔が印象的な老人が主役。一生懸命な姿に心打たれます。「チンチャ(本当)?」と言うときが可愛かった。実年齢にビックリ!
出演作品  「大切に育てた娘ハナ」「伝説の魔女~愛を届けるベーカリー」「がんばれ!プンサン」 

f:id:kandsoramame:20210504210452j:image

 出典  tvN公式 人物紹介など

チェ・へナム↗

ドクチュルの妻。

ナ・ムニ 年齢79歳
情緒のかたまりで素晴らしい演技!(えっ!実年齢79歳!?) ハラボジとのケミが最高で夫婦がそろうと嬉しかった。そういえ「ただ愛する仲」でも目立っていましたねー。
出演作品  「ディア・マイ・フレンズ」「江南ロマン・ストリート」「ただ愛する仲」

 

シム・ウノ↑

ドクチュルの孫。大学を卒業→大企業のインターン

ホン・スンヒ 年齢23歳、身長
ヒロインってほどの役でもなく、演技も普通でした。
出演作品  「延南洞キスシーン」「風と雲と雨」

 

その他の重要キャスト

キム・スンジュ(キム・テフン)・・・元バレエダンサーでチェロクの師

ウン・ソリ(ユン・ジヘ)・・・スンジュの元妻。舞踊院のバレエ教師

オ・ジュンシク(イ・ファリョン)・・・整形外科医、頼られてまんざらでもない

セジョン(キム・ヒョンモク)・・・チェロクの親友、大学生 

ヤン・ホボム(キム・グォン)・・・チェロクの元同級生、不良 悪い子ではないのですが

画像左から ↓  キム・スンジュ、シム・ソンサン、キム・エラン

f:id:kandsoramame:20210504212712j:image

 出典  tvN公式ポスター 撮影画像

画像左から ↑  キム・スンジュ、シム・ソンスク、ピョン・ヨンイル、シム・ソングァン

 

ドクチュルの家族

シム・ソンサン(チョン・ヘギュン)・・・ドクチュルの長男、漢江銀行江南支店 副支店長

キム・エラン(シン・ウンジョン)・・・ソンサンの妻、専業主婦→夫の銀行に就職

シム・ソンスク・・・(キム・スジン)・・・ドクチュルの長女、不動産を運営

ピョン・ヨンイル(チョン・ヒテ)・・・ソンスクの夫、選挙で落選を繰り返す

シム・ソングァン(ジョ・ボクレ)・・・ドクチュルの次男、医師→無職

 

スポンサーリンク 

 

 

最後に

ドクチュルを見ていて、ふと離れて暮らす義母を思い出しました。義母もダンスをしていたからです。←(盆踊りです)

視聴中、私のように誰かの顔が浮かんだ人も多いのではないでしょうか。そして、自分の夢について振り返る。そら豆がもし家族に韓ドラを反対されたら隠れて観ます。(……それ、おじいさんもやってた)

結局、夢って自分のやりたいことなんですよね。好きなことをやりきったその先にあるのが。このドラマの感動は、多くの人に夢を思い出させてくれます。

チェロクとドクチュルのアンバランスでちぐはぐなコンビネーションが見せる特別でやさしいケミ。年長者のセリフが若者の心にささり動機になる。亀の甲より年の功です。

老人が夢を実現できるのかが重要ではなく。夢を追う合間の彼らの幸せそうな顔が、この物語のすべてなんだと思いました。

そら豆のブログ名作ドラマ指定でオススメです♪

 

参考文献
https://namu.wiki/w/송강(배우)

SHINee テミン、約6年ぶり!ドラマ「ナビレラ」最初のOSTに参加…30日に「My Day」を発売 - Kstyle

 

スポンサーリンク

 

 

あわせて読みたい

www.kd-sora.com

www.kd-sora.com

www.kd-sora.com