韓国放送初回視聴率2.7%から最終回11.9％と驚異的な爆上がりを記録←OCNチャンネル史上最高視聴率 日本でもSNSで｢面白い！｣評判になった作品
悪霊を狩るチーム5人のファンタジーヒューマン
出典 OCN公式ポスター
演出 ユ・ソンドン ｢ARAHAN アラハン｣｢ヴァンパイア検事1.2｣
脚本 ヨ・ジナ(1～12話)、ユ・ソンドン(13話)、キム・セボム(14～16話)
制作 スタジオドラゴン
原作 WEB漫画Daum WEBTOON｢驚異的な噂｣ チャンイ作
悪霊狩猟団: カウンターズ (全16話)
読み方 あくりょうしゅりょうだん：カウンターズ
★★★★★★☆ 星6つ
韓国放送 2020年11月〜2021年1月 OCN(tvN系列)
韓国語表記 경이로운 소문[ｷｮﾝｲﾛｳﾝ ｿﾑﾝ]
英語表記 The Uncanny Counter
原題 ｢驚異的な噂｣
視聴方法 Netflix
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- シーズン2のレビューはｺﾁﾗ↓
ネタバレなし
あらすじ
チュンジン市の行列のできるククス店 “姉貴麺屋” の従業員4人。実は、彼らは地[ﾀﾝ]を踏む悪鬼を感知すると店を閉めて悪霊狩りに出動するカウンターだった。
ある日、カウンターの1人チャン・チョルジュン(ソン・ジル)が悪霊に飲み込まれ死亡。残ったカ・モタク(ユ・ジュンサン)、ト・ハナ(キム・セジョン)、チュ・メオク(ヨム・ヘラン)の3人は後任を探すことに。
選ばれたのが、祖父母と暮らす優しい高校生のソ・ムン(チョ・ビョンギュ)。彼は7年前の事故で両親を喪い、負傷した右足は未だに動かない。カウンターたちの説得でムンは天界の手前にある窿[ﾕﾝ]と契約をし悪霊を狩ることになる。しかし、ムンは7年前の事故の真相に感情を抑えきれず…。
(2021.そら豆)
感想 これ面白いと驚異的な噂になっていますね
SNSで多数の方が｢面白い！｣と絶賛の驚異的な噂を見て、そら豆も速攻で視聴しましたw
軽快な音楽とスイスイ進むストーリー展開にくわえ、安定感抜群キャストたちの演技が小気味よく。全12話の予定が視聴率好調で全16話にまで延長されただけあり。評判通り面白いヒューマン&半ファンタジーのヒーローものでした。
殺人被害者の人数が多すぎるイメージしかないOCNのドラマなのに、今回は｢キル・イット～巡り会うふたり～｣や、｢パンドラ 小さな神の子供たち｣のような凄惨な暗さはなく。明るいチームワークの話で(やっと)一般受けしそうな路線です。
重い過去を抱えるカウンター5人が特別な絆を築き、支え合い、悪に立ち向かう。途中からその連帯感を見るのがたまらなかった。常人離れしたアクションや、彼らをカッコよく魅せる演出や音楽も素晴らしい。
過去の事件と政治家を絡めたストーリーが凝っていて、被害者の心理描写が深く描かれ。善と悪がはっきりしている点が非常に分かりやすい(相手は悪霊で情状酌量の余地なしだからね)。
誰を応援して誰を憎めばいいのかが混乱することなく感情移入もしやすいってことです。
地上と天界の間に位置する窿[ﾕﾝ]のメンバーが、パートナーのカウンターと意識で繋がり。カウンターはそのパワーで悪霊を退治、窿[ﾕﾝ]へ魂を召喚するという流れ。その力を一般人に使うとペナルティが科せられるのにこの人たち使う使う。いいの？と思っていたら、やっぱり怒られるw
そんなちょっと子どもっぽい作品ですが、悪霊たちの真剣勝負やカウンターたちの盤石な絆と情緒面の成長は見応えがありました。
脚本家について
脚本家が3人もいます。
・ 1～12話･･･ヨ・ジナ ｢結婚できない男｣｢9階裏2アウト｣他映画数本
・ 13話･･･ユ・ソンドン この作品の演出家
・14～16話･･･キム・セボム 映画の脚本家？
・シーズン2･･･キム・セボム
これは･･･何かあったんですか？
｢意見の食い違い｣、双方合意のもとヨ・ジナ作家が12話で降板ってことでした。
見るからに揉めた感があるのに、ストーリーは普通に流れて自然でしたよ。それだけ原作漫画がしっかりしているのでしょう。
ユ・ソンドン監督は大変だったに違いないと想像できます。
そら豆はそんな背景も知って観たので。後半は特に｢良い作品をきちんとした形で世に送り出したい｣という監督の執念も感じながら視聴しました。
OSTがすごくいい
人気の秘密はOSTにもあると思います。
どの曲も作品に合っていて、何度も聴き返したくなる秀逸さ。
動画の後半に少々ネタバレあり↓
特にこちらのメインテーマ曲が好きでした。
邦題について
言わせてください～、これまた全然原題と違います。
韓国原題｢驚異的な噂｣→邦題｢悪霊狩猟団 カウンターズ｣
日本上陸でここまで変化するとは…。
主人公のソムン＝噂、つまり驚異的なソ・ムンと驚異的な噂を掛けてあって。
なかなか上手いなってタイトルなわけですよ、原作も。
それを日本では｢悪霊狩猟団｣って、何が困るって私がこのタイトルを覚えられないんですよねー(問題は、そら豆の記憶力…)
例えば・・・
友達 ｢そら豆、今何観てるの？｣
そら豆 ｢あーあれあれ『悪霊・・・退散？』(なんだっけ？)、悪霊団体・・・(なんか違う) 悪霊・・・なんとか！！｣
友達 ｢は？ホラー？？｣
そら豆 ｢あれよ～『カ、カ・・・なんだっけ？』｣
友達 ｢わからん・・・。｣
とにかく(； ･`д･´)タイトルが難しすぎて会話が成立しません！！
((`･д´･ ；)覚えなさい！！)
正解は･･･｢悪霊狩猟団: カウンターズ｣でした。
参照記事 ↓
キャスト
カウンター たち
ソ・ムン (18歳)
高校2年生、7年前の事故で両親が死亡し右足が動かない
・天のパートナー ウィゲン(ムン・スク)･･･おばあさん、窿[ﾕﾝ]のリーダー
チョ・ビョンギュ 年齢25歳、身長173㎝
この役のイメージにピッタリすぎw、チリチリ頭が似合っていました。
菅田将暉に似ていますよねー。
出演作品 ｢SKYキャッスル｣←双子の弟！,｢ストーブリーグ｣
カ・モタク(39歳)
記憶喪失の元刑事。サイコメトリー能力と高い戦闘能力。
・天のパートナー キム・ギラン(キム・ソラ)･･･ケバい女性
ユ・ジュンサン 年齢51歳、身長180㎝
51歳には見えません！！筋肉が荒々しいって言われてた(//∇//)好みじゃないけど筋肉隆々は好みです。名俳優でやっぱり演技がすごく上手いしね～♡
出演作品 ｢棚ぼたのあなた｣｢風の便りで聞きました｣｢がんばれ！プンサン｣
出典 OCN公式
左から メオク、ムン、ハナ、モタク
ト・ハナ(19歳)
悪霊感知能力と、人や物に手を触れるとその過去を把握できるというサイコメトリー能力。過去は謎。
・天のパートナー ウシク(ウン・イェジュン)･･･子どもだけどませてる
キム・セジョン 年齢24歳、身長164cm
｢PRODUCE101｣に出演し2位、2016年5月「I.O.I」9人組ガールズグループ「gugudan」のメンバーとしてデビュー。可愛いと思ったら、なんとアイドルでした。
出演作品 ｢恋するレモネード｣｢君の歌を聴かせて｣
チュ・メオク
治癒能力。カウンターのリーダーであり創設メンバー。元写真館店主。
・天のパートナー クォン・スホ(イ・チャンヒョン)･･･唯一のイケメンかなー
ヨム・ヘラン 年齢44歳、身長168㎝
言わずと知れた名脇役女優です、さすがの演技！
出演作品 ｢トッケビ ｰ鬼ｰ｣,｢愛の不時着｣,｢椿の花咲く頃｣,｢賢い医師生活｣
チェ・ジャンムル
ジャンムル流通の会長でお金持ち、カウンター経費担当。
アン・ソクファン 年齢61歳、身長178㎝
時代劇では悪代官のイメージ、ベテラン俳優はいいなー♪
出演作品 ｢六龍が飛ぶ｣,｢100日の郎君様｣, ｢とにかくアツく掃除しろ｣,｢ナインルーム｣,(その他多数...)
やたら演技がうまい悪霊たち
チ・チョンシン
孤児院育ち、悪霊に寄生される悪人
イ・ホンネ 年齢30歳、182㎝
悪霊演技が上手すぎて怖い怖い(^_^; 今後の活躍が楽しみです♪
出演作品 ｢キミのハートを捕まえろ｣｢ザ・キング｣
ペク・ヒャンヒ
夫を殺害、悪霊に寄生される女性
オク・ジャヨン 年齢32歳、身長170㎝
ソウル大学美学科卒の才媛美女が悪霊役でした。迫真の演技で本当に悪霊かと思った。
出演作品 ｢ﾄｩｰ･ｶｯﾌﾟｽ｣｢バッドガイズ2｣｢油っこいロマンス｣
その他キャスト
ハ・ソッグ( ユン・ジュサン)･･･ムンの祖父
チャン・チュノク(イ・ジュシル)･･･ムンの祖母、認知症
イム・ジュヨン(イ・ジウォン)･･･ムンの親友、男子
キム・ウンミン(キム・ウンス)･･ムンの親友、女子
シン・ミョンフィ( チェ・グァンイル)･･･チュンジン市長。ヒョグの父。
シン・ヒョグ(チョン・ウォンチャン)･･･ムンの同級生、ミョンフィの息子
キム・ジョンヨン(チェ・ユニョン)･･･チュンジン南警察署の女性刑事
カン・ハヌル(イ・ギョンミン)･･･ジョンヨンの部下(覚えやすい名前でした)
チャン・チョルジュン(ソン・ジル)･･･亡くなったカウンター
最後に
勧善懲悪キャストの演技力！カウンター5名全員髪がチリチリパーマなのもなんか可愛い。カウンターに窿[ﾕﾝ]の担当者がついて、直接頭の中に喋りかけますって設定も面白いです。
窿[ﾕﾝ]メンバーは、地上カウンターの戦闘をよそに のんき にお茶してる〜wとか、あの真っ白い巨大な壁面収納は全部引き出しなの！？とか変なことが気になりました。あれ開けたくてたまらなかった(なんの話だ)。
カウンターの違反5回で資格剥奪も、いやいやいや嘘やろー5回って(笑)と突っ込みながら観ました(オーバーしまくり)。
そら豆はやっぱり中盤で数回居眠り…戻して観ました。政治家に警察など、背景は韓国ドラマによくある展開。
★5か★6かで相当悩みましたが、結局★6にします。
キャストの演技力が高いマンガっぽいドラマ。好感を持てる印象でした、お勧めドラマです♪♪
参考文献
悪霊狩猟団: カウンターズ - Wikipedia
ニュース | MY J:COM テレビ番組・視聴情報、動画が満載
＜インタビュー＞俳優チョ・ビョンギュ（WoW!Korea） - Yahoo!ニュース
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